【質問】FSSC22000、ISO22000に予防処置がない理由は?
【回答】FSSC22000、ISO22000そのものが「予防処置」である為。
例えば、規格要求事項では、製品を消費者が食べて、
下痢や食中毒など起こさないように
ハザード分析を行い、リスク対応する活動を要求しています。
この活動(PDCA)そのものが「予防処置」だからです。
規格「3.3 食品ハザード」で定義しています。
蛇足ながら
食品ハザードの区分は「生物的」「化学的」「物理的」の3種類あります。
福島第一原発の件で「放射能汚染」が「化学的」に実質含まれました。
取り組む取り組まないや「暫定基準」であるにも関わらず、
取引を行う場合、「ハザード」となりました。
(とても残念なことです)