vol5.内部統制(日本版SOX法 JSOX法)キーワード(5)

内部統制監査と財務諸表監査の一体的実施
アメリカのSOX法の反省を踏まえ、監査工数の問題、
監査費用の問題もあります。
日本では、内部統制監査と財務諸表監査の一体的実施に
実施します。
アサーション(財務諸表の正しさを構成する要素。
財務諸表が正しい→その裏づけ<担保する>である内部統制の
正しさを構成する要素。財務諸表の正しさを担保する構成要素)
以上をかなり単純に説明すると(無理は承知で)
わが社の株を保有下さい。
わが社の株価に影響を与える財務諸表は
正しく明示(ディスクローズ)しています。
粉飾なんかやっていません。社員の不正防止
にも努めています。
その裏づけ(担保)は、内部統制が正しいからです。
また、その裏づけ(担保)は
(1) 統制環境
(2) IT全般統制
(3) IT業務統制
(4) 業務統制  等 が正しいからです。
内部統制について
わが社には、粉飾や不正、間違い(ミス)
に関するこんなリスクがあります。
結果、財務諸表に影響する(金額・科目・
会社・取引・業務)こんなリスクがあります。
そのリスクを回避する為、こんなコントロール
(統制)を行なっています。
=粉飾や不正を起こさない、こんなコントロール(統制)を
行なっています。
=ミスを回避する、こんなコントロール(統制)を行なっています。
ですから、安心して投資家の皆さん、
わが社の株を保有してください。
経営は生き物です。リスクが刻々と変化します。
決算書は確かに過去のものです。
しかし、わが社は、内部統制のPDCAサイクルが
適正に回っています。
常に、内部統制の仕組み、制度、システム(広義)の
完成度を高めています。
過去の財務諸表や内部統制報告書を見て頂ければ、
判断材料になると思います。
ですから、安心して投資家の皆さん、わが社の株を保有してください。
監査の立場は、その反対の立場からのアプローチです。
この業界や一般社会では、こんな粉飾や不正、
ミスのリスクがあります。
私が監査した結果、この会社にはそんなことはありませんでした。
財務諸表は正しいです。裏づけの内部統制も経営者が
表明している通り、シッカリしています。
安心して、投資家の皆さん、自らの判断で株を保有下さい。
日本では内部統制監査と財務諸表監査を一体的に実施します。
よって背景となる、文書化では、勘定科目、取引、
社内の業務プロセスとリスク、コントロール、テスト
やモニタリングが一体である、整合性がある、
PDCAサイクルが回っていることが求められます。
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  内部統制(日本版SOX法 JSOX法)三点セットサンプル進呈

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