vol113. 業績を上げる&人財が育つ人事制度、評価制度

12月の賞与を前にして、評価制度の改定、バージョンアップが経営課題
として経営者の頭をよぎる時期です。
実力主義、実績主義へ改定された中堅・中小企業で、実態度あわず再度の
改定が求められています。
企業文化、社風、仕事の特性を加味した「実力主義」「実績主義」が重要です。
中堅・中小企業は、一人三役は当たり前です。
大企業と違い、資本力や信用、マネジメントレベルの成熟度、人財質 等
でビジネス展開は出来ません。
企業によっては、一人五役で高収益を保っているところもあります。
おのずと、職務要件には記載されていない仕事をこなす訳です。
場合によっては、越権行為にあたる(?)ような仕事をしなければなりません。
人に仕事が付いて回ります。
同時に、チーム力や組織でカバーしあいながら仕事を進めます。
家族的であったり、体育会系的上下関係が必要だったりします。
営業の場面でも、現在多くの営業は営業事務や受注後の納品、アフター等
中堅・中小企業といえども総合力で顧客から評価されます。
以上の実態からみると
「組織実績主義」「チーム力実力主義」賃金制度が適していると判断します。
曖昧といえば曖昧、上司の主観といえば主観、ファジーといえばファジーです。
しかし、組織力やチーム力は、相互協力や助け合い、一丸となった力で
業績がつくられます。
以上の面を重視した評価制度改定が必要です。
一人の上司に評価が依存する弊害もあります。
カバーする制度が必要です。
評価の場面でも、上司が1人で評価するばかりでなく、「品質面」「安全面」、
「技術面(セールスエンジニアリング)」「コンサルティングセールス面」、等
2つ以上の側面で評価すべきと考えています。
人事制度改定3点セットが必要です。
1点目、業績(経常利益)を上げるポイントのフローチャート
2点目、規定及び別表の各種評価に関する帳票(フォーマット)
3点目、業績(経常利益)を上げる、人材レベルアップ教育プログラム
何万人の大企業の仕組みでは中堅・中小企業は業績が上がりません。
自社の実態にあった人事制度・評価制度・教育制度構築を!!

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