vol.112　内部統制（日本版SOX法　JSOX法） （１８）

内部統制（日本版SOX法　JSOX法）の三点セットが関心事のようです。
私は、内部統制（日本版SOX法　JSOX法）７つ道具を定義しています。
まずは、内部統制三点セットをおさらいします。
前提１は、トップダウン型のリスクアプローチによりスコーピング
範囲設定が明らかになっている。
前提２．統制環境のリスクアプローチは別途行っている。
前提３．IT全般統制、IT業務処理統制のリスクアプローチも
別途行なっている。
内部統制三点セットは、業務処理統制の文書化のツールです。
三点セットが出来たから、作業が完成したとは思わないで下さい。
また、文書化の後、運用、テスト、改善が待っています。
先日、日経ビジネス主催の内部統制（日本版SOX法　JSOX法）に参加しました。
トヨタ自動車の辻常務役員が、事例をおしゃっていました。
三点セット作成時点から「カイゼン」を行なったということです。
三点セットの１．業務統制フローチャート
三点セットの２．業務統制フローチャートの補足説明　（業務記述書とも言われています）
三点セットの３．ＲＣＭ（リスクコントロールマトリックス）
内部統制（日本版SOX法　JSOX法）７つ道具（ツール）【木村造語2006.10.17】
ツール（道具）１．統制環境ＲＣマトリックス（リスク・統制活動）
ツール（道具）２．IT全般統制ＲＣマトリックス（リスク・統制活動）
ツール（道具）３．IT業務処理統制ＲＣマトリックス（リスク・統制活動）
ツール（道具）４．業務統制フローチャート
ツール（道具）５．業務統制フローチャートの補足説明（業務記述書）
ツール（道具）６．ＲＣＭ（リスクコントロールマトリックス）
　　ＲＣＭ（リスクコントロールマトリックス）は監査法人により異なります。
ルーツ（道具）７．運用プログラム（ＲＣ作成時カイゼンプログラム）
が当面のツールとして必要です！
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