vol.85 中堅企業経営の課題(4)

中小企業から「中堅企業」へ成長する際に超えなければならない課題があります。
1.P・D・C・Aの体質化
  (1)方針計画経営
    中小企業は、トップの事業センスや一部の「機関車」で経営が進みます。
    スピードがつきやすく、一定の成果が現れます!
    しかし、息切れが発生します。
    「機関車」のパワーと「後続車両」のバランスを欠くところです。
    数字で言うと「固定費」「限界利益」のバランスが崩れる
    人事で言うと「古参勤続社員」が、謀反をおこす
    経営方針と人事評価が乖離し、モラル低下、組織不活性集団
    このような問題に直面して
    責任者・部門ごとに方針・計画を作らせ、実行する体制
    進化させる必要があります。
    会計制度、人事評価制度を大きく変化させます。
2.戦略の重要性
   (1)部門経営が進む一方 全社の戦略が曖昧になります
      又は、部分最適で全体は「不」最適となります
   (2)温情による幹部登用で、小さい規模の組織 上長に「過大な役職」を
      つけます。期待値は理解できますが、無理は長続きしません!
      戦略立案や実行力、組織運営で勝つ経営が出来ない人財を
      温情で登用しないことです。
      素晴らしい戦略でも「実行部隊」が脆弱で、結果 負け戦になります。
   (3)戦略の基本は、
      ①戦わずして勝つ
      ②戦うならば、勝つ条件を作ってから戦う
      ③負ける戦は絶対にしない
      戦う相手の規模が大きくなります。
      人財レベル、資金調達力、仕入購買力、情報力 全ての面で劣勢に転じます。
      ローカルで1番でも、全国では1000番
      日本の業界 1、2番でも 世界ではビリ
      戦う土俵、戦う相手が全く異なることに気づかずに戦います。
      負け戦とは知らず、戦うはめになります。
      中堅企業で勝てる条件を作れず(中小で勝てる条件の延長線で考え)
      大きな負け戦となります。
   (次号につづく)
      

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