vol247.GM報道の陰で

5月29日 日経1面 信金・信組の区分撤廃
しかも、相互の組合資格・会員資格の緩和も含め
織り込むこと検討とのこと
5月29日 地銀109行 前期4138億円の赤字
(日経4面 左下 記事)
同日 証券化商品 発行額45%減
5月30日 全国信用組合連合会 公的資金活用検討
2日間の記事で、信金・信組の垣根が崩れると同時に
融資対象企業が地銀顧客基盤へも広がる。
また、証券化商品の買い手の多くに地銀もあり
地銀は運用先や運用手段が少なくなる。
地域経済も厳しく、融資先がないのと
貸し倒れ償却増で、今後も決算は厳しいと判断。
個人への融資も「住宅着工4月32%減」と
住宅ローン需要そのものが、減少し回復していない。
2005年当時から申し上げていた
信金・信組、地銀の再編必至である。
金融再編は、企業淘汰、再編にもつながる。
企業は、他人資本に頼った経営から脱却が必要。
本業から掛け離れた事業で赤字の場合には
即刻、清算や売却をお勧めする。
本業が厳しい業界では、本業周辺の事業化がチャンスである。
後 2年は資金繰り中心の経営で乗り切ろう。
執筆:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村 淳

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