【少し脱線して】
7.3ハザード分析を可能にするための準備段階
7.3.5.1 フローダイヤグラム,工程の段階及び管理手順
の「フローダイヤグラム」はとても有効なツールです。
この「フローダイヤグラム」を使って、コミュニケーションのルートを
分析、確認してみましょう。
ある企業で、「5S」時に使いました。
工程全体、問題工程が一覧で把握できとても便利です。
注記)規格では求めていません。
この規格では、製品を作ることと同じように、
コミュニケーションも重要視しています。
フードチェーン全体としてのメインの情報(原材料)
サブの情報(副材料)
包装資材
上水(地下水)
・・・・
どの「情報工程(プロセス)」が重要であるか確認しましょう。
また、情報CCP(重点管理点)を明確にすることです。
実際、大きなトラブルの際、情報CCPがしっかりしており
助かった企業は多いと思います。
逆に、情報CCP(重点管理点)が不十分であった為
破たんを招いた企業も多いと思います。
製造一辺倒の企業は
情報CCP(重点管理点)が弱点になっているケースが多いです。
注記)情報CCP(重点管理点)は木村の造語です。
著作権法に則り使用願います。
危機に際して、連絡先の一覧表も必要ですが
情報CCPがもっと必要と感じております。