ある団体のお世話役をしています。
 その団体で、様々なものを発注します。
 これまでの発注先へ事務局経由で見積もり依頼したところ
 すべて、昨年と同様に○○円とFAXを提出してきます。
 電話で交渉が始まります。
 開口一番 交渉先担当者は「無理です」
 しかも3回以上言います。不思議な現象です。
 まるで、「黙って去年通りの金額でOK出せ」「面倒なことは言うな」と
 言っている感じです。
 その企業のトップはそうではないと思いますが、
 現場では、何も考えずに「お客様へ向かい無理です」を連発します。
 金額が大きい発注のところは電話では失礼と思い担当者へお伺いしました。
 こちらの条件を1/5程度しか話していないのに、遮って「出来ません」と
 言ってくるではないですか?管理職の役職名が名刺にはありました。
 その業種ではお客様へ「出来ません」と言ってはいけないと教育されている
 と私は認識しています。間違いでなければ!!
 少なくとも、その業界のトップ企業は「出来ません」と言う言葉を
 お客様の言葉を途中遮ってする=非常識と考えています。
 明日、その業界トップ企業の書籍を使い研修を行ないます。
 トップ企業を一度、利用したことがあります。大変素晴らしかったです。
 感動を覚えました。
 業種業態の格差ではなく、企業間格差が実態です。
 「昨年と同じ金額であれば、30%品質がよいものをお願いします」
 「昨年と同じ品質しか出せないものは、30%コストダウンを」と
 こちらも5回程度言います。
 社員の行動を促すことが仕事なので、私も頑張ります。
 しぶしぶ担当者は動き出します。
 考える社員を育成することが重要です!!
 企業競争は、グローバルな展開です。
 ある業種では、ここ2〜3年で単価が1/2になりました。
 トップ・幹部は真剣に考えています。行動しています。
 ローカルの殿様商売の企業に多いのですが
 お客様へ向かって、こちらの要求を遮って「出来ません」を言います。
 では、「他も考えましょう!!」と言って初めてことの重大さに気づきます。
 こんな商売・ビジネスを現場でしていれば、衰退するのがわかります。
 トップは、常に「お客様の笑顔30%UP」「コストダウン30%」「品質30%アップUP」
 「人財レベル30%UP」「生産性、効率30%UP」
 こんな言葉を使い育成願います。
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vol.141 考えない社員を考える社員へ変える
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