vol232.競争社会

サブプライムローンを発端に世界的景気後退の話題で埋め尽くされている。
「レバレッジ」と言い、実力以上に投資ファンドも投資銀行も
商業銀行もお金を出したことが大きな問題であった。
しかも、「レバレッジ」を利かせようと、違法な契約まであったと聞く。
身の丈にあった経営が必須である。
現在、中小企業対策や、住宅減税について論議されているが
その論議の中には、景気刺激のレバレッジを効かせようと
リスクを無視して、企業存続を求めるやり方があるように思う。
ある生き物を飼っているが、まさに「弱肉強食」の世界。
強い種や芽が、弱い種や芽が得るべき養分を吸い取り
強いものが更に強くなる仕組みである。
強いものが生き残ることにより、その食物全体の
DNAを残すことが可能となる。
自然の摂理である。
企業経営、経済政策も自然の摂理に基づいたやり方が良いと思う。
ここで、無理な政策の「レバレッジ」をすると
財政負担が大きくなり、国そのものをがサブプライムローン状態になる。
また、信用収縮問題が取りざたされているが
おかしなロジックで虚偽に信用を膨張させた。
本来あるべき姿に戻っていると思えば良い。
身の丈経営である。身の丈経済が一番である。
アパートの事業計画一つみても危ないのに
ビルや商業施設では、それ以上リスクの高い
事業計画を出し、資金を提供している。
全てから学ぶぼう!
身の丈に合った経営に心がけよう!

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