No30 適応範囲の柔軟性(1)

【質問】適応範囲は、固定的なの?
【回答】BCP作成段階で、見直し=範囲拡大、縮小はあると思います。
3.11により、適応範囲の想定が大きく変化した会社もあると思います。
中核事業をささえる、インフラの復旧遅れは、想定出来ませんでした。
このような企業は見直しをしていると思います。
また、BCP作業=4つのステップ
(1)適応範囲
(2)BIA
(3)インシデント分析
(4)対応策
ここまで来て、再度「適応範囲」を拡大・縮小するケースもあります。
一番初めに決めたからといって、「固執せず」柔軟に考えましょう。
実際、緊急時には柔軟に考え、臨機応変に対応する能力が求められます。
その訓練(トレーニング)と割り切って進めましょう!
例えば、インフルエンザを主体に考えていた企業が
大規模停電によって、社員の通勤や勤務体制を変えています。
結果として、在宅勤務も適応範囲に含まれるでしょう。
これまでは、社内(建物内)が範疇でした。
この在宅勤務を想定すると、情報漏洩問題が浮上し
この解決が必要となります。
このような繰り返しが何度も起こるかもしれません。
楽しく取り組みましょう!
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