No35 リソース型のアプローチは当たり前のこと(手順通り行えば)ですが・・・?

【質問】ある企業で、わが社は、「リソース型」でやってます。
    貴社コンサルの手法は?
【回答】BIA(ビジネスインパクト分析)とプロセス分析を伴った「リスク分析(インシデント分析)」は
まさに「リソース型」です。
但し、一般的にBCP(事業継続計画)の対応策まで導く場合
「リソース型」しか考えられないのですが・・・・?
しばらく考えたのですが、この質問に対して、多くの企業が「事象別」の
対策を立てているのではと気付きました。
確かに、「復旧社員の50%しか出社出来ない」の原因となる事象は
「インフルエンザ」「震災」「テロ」「竜巻」等々考えられます。
しかし、本質的には、復旧要員の育成、拡充、日常訓練(トレーニング)が
重要です。
この対策を怠らなければ、どのような事象にも耐えることが出来ると思います。
また、震災グッツや物販を対象にした企業やセールスを受けている企業は
「リソース型」と聞くと素晴らしいとに感じるのかもしれません。
ごくごく当たり前の分析アプローチなのですが・・・・。
世の中には、まだまば間違ったアプローチをしている企業が多いのだと
気付かされました。ありがたいことです。
適応範囲の決定、BIA、リスク分析(プロセス分析、インシデント分析)を手順通り
実施することをお勧めします。

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