vol.78 トップとして気をつけるべき点

経営者が気をつけるべき姿勢態度があります。
(1)自分の非を認めない
(2)部下の非のみ責める
社長になって気をつけるべきはこの点です。
会議で、部下からの発言が少ない企業経営者の特徴はこの点です。
トップとして「黙して語らず」の幹部に不満をお持ちに方も多いです。
この原因を作っているのがトップ自身です。
トップといえども人間。
分からないことや、間違うこともあります。
素直に、「すみません」と謝罪することです。
この姿勢を持たなければ、結果もの言わない幹部を増殖し
不活性組織を作ってしまいます。
中堅・中小企業トップは、社長室を持ってはいけません。
常に、現場、多くの社員のいる場所で仕事をします。
「引きこもり社長」は、現場との乖離が大きく、
結果 会議での独演会となり、もの言わない幹部をさらに増殖します。
居場所不在のトップ。
携帯電話の普及で、トップの活動に機動性がでました。
そのことと、「行方不明経営者」は別問題。
「行方不明経営者」が世の中にはまだまだ多いです。
社長の帰社時間が不明。
アポの連絡が伝わっていない。
メールを出しても返事がない。
約束の時間に遅れる。
唯我独尊であり、最終的にビジネスで失敗しています。
小さな約束違反かもしれませんんが、「チリも積もれば山となります」
あてにならないトップの会社からは、ビジネスチャンスが去っていきます。

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