vol77.キャッシュフローの改善

中堅・中小企業マーケティングを考えるとき
キャッシュフロー、資金繰り中心に判断します。
コンサルティング先A社の決算書分析を実施。
期末の勘定科目残高の明細を詳細に分析。
得意先B社(上場企業)の売掛金が月商以上に膨らんでいた。
上場企業は、自社の財務内容改善を目的に、支払債務の改善にも
取り組んでいるケースが多い。
ヒアリング調査を実施すると、現金払いの可能性があり。
年度末前から交渉し、新年度、翌月現金払いへ移行。
該当A社にとっては、借入金の大幅減が可能!!
実際は、月商の2か月分に相当する資金で営業強化へ
結びつけるようコンサルティング実施。
しかも、キャッシュフロー(売掛金回収期間、ボリューム)
改善度合いの大きい営業拠点への重点投資!!
経営の基本通り、他人資本に依存した経営から脱し
自己資金、自前の経営が重要ポイント!!
経営分析とは、過去の数字分析中心ですが、
実務的には、財務内容の健全化、営業強化のヒントが満載!!
単に、○○比率が良い、悪い、改善傾向、悪化傾向ではなく
経営に生かす分析、改善提案が重要!!

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