日経・日経産業中心に設備投資の記事が盛りだくさん。
 前回 同様に気をつけなければならない点がある。
 自社の設備投資だけであれば、収益貢献するかもしれない。
 実際、ライバルも設備投資に走っている。
 結果、設備投資によって増えた固定費をまかなう為、営業・販売現場で
 熾烈な競争が始まる!!
 価格ダウンが内在している設備投資である。
 設備投資の金額よりも、製品商品の「差別化」度合いが重要!!
 中堅・中小企業においても、ライバルとの比較で「差別化」を検証ください。
 同時に、「差別化」につながる、マーケティング戦略、営業・販売戦略が
 構築されているかを点検ください。
 ライバルの人事、ライバルの設備投資内容 情報を徹底的に収集し
 「差別化」を判断基準に戦略を見直し願います。
 その上で、損益分岐点を確認下さい。
 万が一、設備投資内容でライバルとの競争が考えられるとき
 損益分岐点から
 (1)損益分岐点売上
 (2)販売単価
 (3)販売数量
 を算出し、販売単価を下げた場合の販売数量を事前に準備願います。
 二の手、三の手の準備を!!
vol74.損益分岐点の見直し
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