組織デザイン、組織設計とは?
「組織」は、経営方針・計画の中で重要な要素をしめます。
方針・計画を実行する上で組織を編成し、権限と責任を明示します。
経営方針書に「組織図」は盛り込むのですが
具体的な、権限と責任は曖昧のままスタートしてしまう企業が多いです。
第一段階:方針・計画を実行する最適な組織か否か?
第二段階:組織の「目的」、「権限と責任」の範囲を明示しているか?
第三段階:「方針・計画」の真の目的を責任者と共有しているか?
または、具体的に伝えているか?
役職はつけているのですが、「権限と責任」を明示していない企業が多いです。
経営環境が大きく変化したり、緊急時には、上位者がおのずと対応します。
しかし、日常的にも「権限と責任」を上位者が奪うケースに遭遇します。
そんな企業の「ぼやき」は?
【トップ】
「うちの部長・課長は、なにもしない」
「管理ができない」
「マネジメントしない幹部が多い」
【幹部・管理職】
「責任だけ押し付け、権限を与えない」
「われわれを飛び越して、指示・命令する」
いつも思うことなのですが
役職をつけただけで、人は働きません!
「権限と責任」も同時に明確にする必要があります。
トップと幹部・管理職は、「権限と責任」について
相互にコミュニケーションをとる必要があります。
マネジメント経験・能力によって、その範囲には「幅」があります。
内容によって「権限と責任」の線引き・ライン引きが難しい場合があります。
「幅」がどの程度か相互に確認しましょう!
「線・ライン」も一本ではなく、信号に例えると
①青
②黄
③赤
の3つ程度は明示しましょう!
創業経営者は、悪い意味で「ワンマン経営」になりがちです。
力のある上位者も同じことを、してしまうケースがあります。
【日常的に「権限と責任」を上位者が奪ってしまう】ことです!
組織図を方針書に掲載して終わりではなく、
組織デザイン・組織設計と同時に相互に目的・目標を共有しましょう!
「権限と責任」も相互確認し明記しましょう!
【組織とは、方針・計画を実行する為に存在します】