vol246.景気 について(6)

上場企業の2008年度決算、及び2009年予想が発表になってます。
景気判断には、時間軸で
(1)過去指標
(2)現在指標
(3)未来(将来)指標
があります。
また、視点では
(1)マクロ
(2)ミクロ
があります。
過去指標については、悪い数字が出続けています。
現在指標(過去1・2カ月から将来1・2カ月程度)では
アメリカ住宅指標が悪くでております。
アメリカのサブプライムは、返済能力のない人に住宅を建てさせたのが問題。
住宅着工指標が悪くても、「健全」と捉えるべきではないかと思います。
現在の数字が、実需に近く、過去の数字が「虚」であったと判断すべきです。
その数字で一喜一憂することは無意味です。
悪いニュースが出尽くし、または嫌気がさし、明るいニュースを求めています。
この間の国民、消費者心理は「守り」です。
資金繰り中心の経営に徹すること
この時期だからこそ、人材投資を行うことです。
景気回復期に差をつけるのは「資金余力」と「人財力」のみです。
執筆:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村 淳

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