vol227.預金保険機構への2兆円→10兆円発言

預金保険機構にて準備するお金が10兆円との発言があった。
万が一に備えて・・・とはあるものの
地域経済の停滞、輸出関連企業下請けの今後の停滞により
金融機関が傷つき、かなりの破綻を想定してと解釈される。
自己資本のカウントの仕方は、解釈を変えればある程度良いし
株の評価も時限立法で「時価評価」を止めれば会計上
自己資本、自己資本比率はキープ出来る。
地域金融機関が抱える、破綻懸念先、破綻先
そして要注意先、要管理先が多い証拠と受け取れる。
「資金繰り中心の経営」へ。
売掛金管理、在庫圧縮、すべての資産の有効活用
人材=知恵の有効活用
コストダウンの連呼による「社員の意識萎縮」ではなく
知恵を求めること。
改善、改革の余地は沢山ある。
よく考えれば、金融恐慌の発祥の地に日本はいない。
円高、原油下落により仕入れ、
特に原燃料仕入れが改善される。
ちなみに、原油先物の下落は、本来の先物、
リスク回避以外の
ファンド資金が高騰をもたらした。
原油先物へファンド資金抑制法律により
本来価格へ戻ったと解釈すれば良い。
アメリカの消費も借金付けから
「身の丈」の経営になった。
日本の輸出関連、現地化企業も、
今後アメリカの身の丈に
あわせた設備投資に出来ると考えれば良いと思う。
また、トヨタも世界景気拡大時期、生産現場拡大による
戦線拡大、人材補給が追いつかない課題があった。
今回の経済停滞により、人材育成の時間を確保出来た。
また、原油価格高騰による「流行」のecoカーから
本気の経済カーへ転換できる。
世界経済の停滞は、CO2削減に一番の効果があった
のではと言うと皮肉かもしれないが、
受け取ることも出来る。
受け止め方で、今回の世界的不況は様々なメリットを
もたらす可能性がある。
前向き、積極的、明るく考え、行動しよう!!

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