vol126.初任給アップへの対応

春闘を控え、各界での賃上げが新聞をにぎわせています。
新聞の求人広告欄もバブル崩壊時の15〜10年前とは別世界。
初任給アップをしないと中堅・中小企業は採用が困難な状況です。
初任給アップは、昨年採用者との逆転現象が生じ、賃金テーブルや体系の
見直しが必須条件となります。
高度成長期に、逆転現象を一時的にカバーするため、調整給や各種手当で
調整しました。
また、校正・公平は評価ではなく、景気が好かったせいもあり年功的に
賃金をアップさせました。
その弊害で、バブル崩壊時 安易なリストラへ走りました。
歴史は繰り返す!!です。
私はここ10年来「終身雇用 実力序列」を申し上げてきております。
60歳になったので現役「サヨウナラ」ではなく、当人の能力・実力に応じて
続投ありの制度にする。
また、初任給アップになっても逆転現象の為の調整給・調整手当をださい。
制度設計そのものが必要です。
海外視察で勉強したことは、国際競争にさらされている業界は国の概念が
薄らぎ、常にトータルコストの安い立地戦略を取る と言うことです。
つまり、国際競争にさらされている企業は、国内回帰することはありえません。
各企業は、労働分配率、人件費あたりの生産性、簡易キャッシュフロー等の
指標を徹底させ、日常マネジメントで活用させてください。
人件費は粗利、限界利益からしか生まれません。
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