vol117.先行管理（１）

業績先行管理と言うマネジメント手法があります。
業績の先々を読んで手を打っていくマネジメント手法です。
目標管理の概念の中で、時間軸を未来型にして考えるやり方です。
目標管理や先行管理の形式、フォーマットが出来ている企業が多いのですが中身は別です。
株式上場を直前にした企業があります。
株式上場に備え、予算制度は充実しておりました。
一方、売上予算、経常利益予算とも大幅未達です。
「経営は形式、フォーマットではなく現実です」
いかに収益を上げるかに集中的に取り組む必要があります。
良い会社、良い部門の特徴は
（１） 数字で話をしている。末端社員にいたるまで、数字で話が出来る
（２） 客先の最新の情報を直接関係しない部署も把握している
（３） 行動に乱れがない
悪い会社はその逆です。
トップは、常に数字＝経常利益、キャッシュフローで話しましょう。
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