№309 人手不足は成長のチャンス!!

総務省労働力調査(2018年8月8日発表)
「役員を除く雇用者5441万人のうち,
正規の職員・従業員は,前年同期に比べ44万人増加し,3422万人。
非正規の職員・従業員は21万人増加し,2018万人。」とのことです。
正規の職員・従業員が確実に増えています。
44万人といいましたら、ローカルの県庁所在地都市の人口と同程度になります。
44万人÷3422万人=1.2%
完全失業者200万人。
とても早いスピードで正職員・従業員化が進んでいます。
人手不足を嘆く企業・法人があります。
打つべき手は
1.正職員・従業員の離職防止(今いる人を大切にする)
(1)待遇改善
(2)生産性向上(業務負担の軽減)
(3)生産性向上を行った場合の手当創設
①現状より月額1万円~3万円増を目安とする
②ライバルと比較して、3万円以上増/月額固定の支給額を目安とする
ポイントは、「改善粗利や改善限界利益の10%を原資」とすること
この「改善粗利や改善限界利益の10%」の達成率や差額対策を毎週実施する
継続は力です。私がコンサルティングしたところでは、
最長6ヶ月、最短3ヶ月程度で効果が出ました。
2.非正規職員・従業員の正社員化
(1)正職員化の規定改定
(2)正職員化の基準緩和
(3)待遇改善
(4)教育の充実
(5)生産性の向上
3.リクルート(採用部門)の充実
(1)採用部門の人材(質)と人員(量)の充実
(2)採用部門の目標管理制度確立
(3)過去の離職者との懇談会
(4)過去の定年退職者との懇談会
(5)職員紹介制度の充実(紹介単価の切り上げ、キャンペーン通常の2倍支払)
(6)紹介入社職員への入社御祝い金支給(御祝い金の増額、2倍支払)
以上を導入したコンサルティング先では
人手不足を理由に、仕事が出来ない、目標が達成できない言い訳が極端に減りました。

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