2011年7月29日 政府のエネルギー・環境会議は、
当面のエネルギー需給安定策と
「革新的エネルギー・環境戦略」の論点をまとめました。以下
『第三次補正予算に関係が深い(取り組みが必要な)項目は、
「Ⅲ.目標達成に向けた具体的な対策」
(1)ピーク時の電力不足とコスト抑制に向け、
まずは需要構造の改革に重点
①省エネ商品の導入促進
②産業の省エネ投資の促進
③住宅や工場・ビルの省エネ投資促進
④家庭も含む需要家による投資促進
⑤スマートメーターの導入促進
それを活用した需要家に対するピークカットを
促す料金メニュー
⑥地域ぐるみの節電行動への支援
地域における分散型エネルギーの
地産地消システムの構築や
地域主体の発電事業者の育成
⑦就業日・時間のシフトなど社会行動改革の促進』
と重点を明記しています。
特に①②③は経済対策とも連動して
第三次補正予算でクローズアップされると判断します。
EnMS/ISO50001は、「エネルギーパフォーマンス」の規格です。
エネルギーレビューを確実に行い、生産性や稼働率、収益等
投資の優先順位を決めて行うことが重要です。
補助金をもらうので導入するではなく、戦略も含め
マネジメントシステムとして導入することをお勧めします。
また、カーボンフットプリントは、省エネ商品マークの色彩が強くなるのではと
感じています。
CO2が少ない商品は、電気でも石油系エネルギーでも、ガスでも
エネルギー効率、エネルギー消費が少ない商品です。