No13 BCP/BCMS 3.11成功物語は本社が被災地以外のケースが多い!本当に使えるか?

BCP/BCMS 3.11成功物語は本社が被災地以外のケースが多い?
マスコミに取り上げられている3.11成功は、本社が東京などのケースがほとんどです。
本当に、本社が被災した場合、ケーススタディーとしては役に立たないと思います。
被災地に本社があり、しかも被災が生産販売の中核事業であったケースを
詳細分析し、各々の企業のBCP(事業継続計画)/BCMS(事業継続マネジメントシステム)へ
展開することが重要です。
例えば、東京湾付近で直下型地震や富士山噴火、他テロや爆発で本社機能が
失われた場合、どのように対応しますか?
「想定外」で企業を潰すわけにはいきません。
大企業の場合、バックアップ拠点を、数キロ、数十キロ、数百キロの3区分で
準備することが必要です。
しかも、想定を限定している(=震災等)ケースは危険です。
福島の浜通りの企業は、「原発」で苦しんでいます。
一般企業(電力会社以外)で原発まで想定し、BCPを作成した
企業は皆無だと思います。
本質的には、想定外の事象から「早期復旧」することが
BCP/BCMSと考えています。
東京本社の企業は見直しをお勧めします。
BCPコンサルタント/BCMSコンサルタント、ISO22301コンサルタントは
株式会社オンリーワン経営!

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