大企業の厳しさは、この決算期から、株主総会までの期間です。
 一方、中小企業は、来年3月までは厳しい状態が続くと判断します。
 需要がゼロ、半減以下の企業数の多いことに驚愕しています。
 金融支援は、「需要あり」が前提です。
 「需要あり」しかし、10〜30%下がっているので、資金繰りの手助けです。
 今回は、「需要なし」の状況です。
 需要創造が大きな経済対策です。
 需要が需要を呼び、安定需要になる為の対策が必要です。
 当面は、「需要の呼び水」対策
 第二段は、「需要が需要を呼ぶ 需要の善循環対策」
 第三段が、「需要の安定化」対策 です。
 企業経営の判断も、この経済対策に合わせた対応が必要です。
 苦しい時に、新しいニーズが生まれます。
 大洪水により、肥沃な土が運ばれ、次の生命が誕生します。
 食料を保管するやり方が変わります。
 イノベーションです。
 今回 日本を襲った「経済災害」も、次の生命が誕生するチャンスです。
 人財優先企業が、脚光を浴びています。
 組織経営、チームワーク経営が、脚光を浴びています。
 WBCも、チームワーク、組織力が勝っていたと思います。
 「企業は人なり」の言葉は、バブル崩壊時には「死語」になりかけましたが
 原理原則は、不変のものです。
 国の勃興を見ても、「国は人なり」です。
vol243.景気について(3)
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