vol205.世界規模での金融再編 第二章 地方は本格化?

日本のバブル崩壊前後が第一章だとすると
今回は第二章のスタート。
皮肉にも、バブル崩壊で周回遅れの日本の企業が
体力があり、一気に買収・提携・出資への動き。
前回は企業文化の違いや政治圧力、自らの過信で
敗退したようだが、今回は前回の反省を踏まえ
成功して頂きたい。
国内市場の閉塞感がある中、マーケットは一気に拡大。
ブルーオーシャンになるのか?
レッドオーシャンで終わらないのか?
国内の地銀・信組・信組は、政治的判断の景気対策で
金融庁の検査基準の若干変更や金融庁検査批判をかわす為
結果として、銀行は不良債権を抱える可能性が高い。
需要そのものが、無い中でと言うか
将来の国民の借金による需要創出で生き延びた企業が多かった。
サブプライムでは、住宅価格は下がらない神話ができた
日本では、公共事業は減らない神話ができた
米国のサブプライムを批判する方もいるが
日本の公共事業依存バブルとその被害も相当額になる。
また、企業家精神やメンタリティーの改革には相当時間が必要。
次世代の経営者にならなければ無理かもしらないと思うこともある。
それでも、終戦後の日本より恵まれていると思う。
インフラは整い、法的にも整備されている。
他人資本=借金に頼らず
回収管理、付加価値増、総資産圧縮で
資金を捻出頂きたい。
マーケットは自ら築くもの。
経営は需要創造そのもの。
国内はレッドオーシャンの真っ盛りである。
ブルーオーシャンの条件づくりを行おう!
金融機関の体質転換が求められる中
企業もこれまでの慣習で取引せず
自らの体力を高めるべく、金融機関との関係を築こう!

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