vol202.金融危機回避へ動く

金融システムの崩壊防止へ向け
様々な施策が打ち出されている。
また、主要国の中央銀行・政府も協力体制にあるようである。
今回のバブルを命名すると「証券化バブル」でなないかと思う。
日本で初めて不動産の証券化を聞いた際に意味が
理解できなかった。
現在価値がない土地が、計算式を入れると価値を持つのか?
持つかも知れないし、持たないかも知れない。
そのとおり家賃を得られるかも知れないし
家賃を得られないかもしれない。
それでも、得られることを前提に現在価値を決める。
最低でも経営環境変化で3〜5年でロケーションが変わる。
それなのに、その価値を得られ続けると計算しファイナンスに応じる。
価値の下がった土地に、計算式で価値を持たせたのである。
アメリカの住宅ローンも、住宅は価値を持ち続けることを前提に
現在ローンを組めない人(所得の低い人)に所有させた。
「証券化バブル」だったので弾けただけ!
泡は、どこまでいっても泡でしかないし、中身はない。
全世界的規模での不況を「煽る」ようにマスコミで言う人もいるが
各国政府や中央銀行が本気になり改善しようとしている。
バブルが弾け、正常化へ向かうと前向きに捉えよう!
人間はバランス感覚を持っていると思う。
景気減速はあるだろうが、経営力を強くする
チャンスと捉え手を打とう!

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