vol180.交叉比率(交差比率)を使う

利益をアップするやり方には様々な手法がある。
オーソドックスに
客数×客単価 から始まり
粗利益率×商品回転率=交差比率
交差比率のある基準(自社基準)以上の商品構成を高める
交差比率のある基準(自社基準)未満の商品のカット
を実施することが大切である。
また、クロスマーチャンダイジングといわれる
「スーツを買ったら、ネクタイ、ワイシャツも・・・」の販売方法である。
商品単品の交差比率もあるが、関連商品交差比率も重要である。
これは、顧客一人あたりの商品単価に反映される。
重要なのは「関連商品交差比率(木村造語)」に基づき
商品開発(仕入含む)、物流、展示、販売、管理の流れを作ることである。
小売ばかりではく、卸、商社、工事会社、製造メーカー、サービス業でも広く応用できる。
ビジネスホテルでの宿泊を事例にすると
ビジネスホテルの宿泊+近くの居酒屋割引(ご優待券)つき、宿泊パックと言う
商品、サービスが出来上がる。
会社は異なるが、顧客の目線で見ると
出張時に、出張先でおいしいお酒、美味しい地元の食材に舌鼓を打ちたい!
こんなニーズの合わせたサービスである。
自前でお酒も居酒屋もホテルが準備できれば良いが
設備投資に見合った売上確保は、宿泊客だけでは難しい。
近くの居酒屋と一緒になり商品・サービスを提供する
相互の粗利益率は同じでも、客数アップ(客が魅力に思う)により
商品(サービス)回転率、ホテル・居酒屋の稼働率は上がり
結果、限界利益の絶対額、粗利益の絶対額が確保できる!
「関連商品交差比率(木村造語)」という判断基準で
商品サービスを見直そう!!
大きな設備投資無しで、効果=利益が出ます!!
※著作権法に基づきご利用願います※

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