vol.10 経営における「走る筋肉」とは?

経営における「走る筋肉」とは
「顧客の要望・変化に対応する力」!
経営の筋肉を鍛える基本トレーニングは
「ミーティング」&「報・連・相・打」&「意思決定」です。
毎日、部門でミーティング、コミュニケーションを取り
幹部が「意思決定」をすることです。
「その通り進めて!」
「○○さんへ相談して良い案を考えて!」
「○○部門と連携して!」
「社長へ報告するから、一日待って!」
「実行する」「しない」ばかりでなく
「方向性を示すこと」も意思決定になります。
悪い事例は、
「会議で決めよう!」
「社長がいないので、社長が出張から帰ってから・・・」
「・・・・・・・・・」なにも言わない
トップは、幹部を育成するときに
(1)毎日幹部が、部下からの報告を受ける
(2)それに対応して幹部が、意思決定する
トレーニングを重視してください。
内容や結果よりも
部下から報告を受けなかったこと
意思を明示しなかったこと
を「気づかせ」「改善する」方向へ持っていきます。
部下の前で「露骨に」幹部の報・連・相・打の悪さを叱らないこと。
「意思決定」「意思表示」の有無を確認することです。
毎日の繰り返しが「筋肉」を鍛えることになります。
コミュニケーションの改善を要する幹部の特徴は
「意思決定」「意思表示」が、不十分な点です。
特に「顧客の要望・変化」への
「毎日の意思決定・意思表示」を重視してください。
経営の筋肉は鍛えられ
「顧客への対応能力」は必ず向上します。
「顧客への対応能力に応じて」業績も良い方向へ必ず変化します。

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