vol165.成長する経営(5)

既存事業に現在の技術を加え、顧客サービスや
コスト構造を変化させることが重要!!
80%以上の企業では、現在の事業がライバルと比較して
強い事業、特色を持った事業です。
中堅・中小企業において、閉塞感がある中
新規事業へ目を移しがちですが
折角ある既存事業をリセットして見直すことが肝要です。
リセットし見直す切り口は
(1)生産性(人件費当たりの売上、粗利、限界利益、経常利益)
(2)坪効率、設備投資効率、資産効率
  資産効率には、売掛金効率、棚卸資産効率、仕掛品効率も含む
(3)開発効率
既存の事業を行なっていると慣れ親しんだやり方で工夫・改善が乏しくなります。
生産性を現在の10倍にする為には???
資金効率を現在の10倍にする為には???
しかも、「もし今の事業を新しい事業として立ち上げるには・・・」
事業を立ち上げる際には、現状の事業ほど人・モノ・カネが揃っている訳ではありません。
無いものから、智恵を絞りだし立ち上げるハズです。
そんな考えで現状の事業を見直してください。
お客様の満足を今の100倍高めるためには???
20%の優良顧客で80%→100%にする為には???
机もムダ、電話もムダ、無理難題の要求ばかりで取引の少ないお客様対応のムダ
車もムダ・・・様々な改革、改善案が出てきます。
本当に重要なお客様への対応を現在の200%時間を割こうとなります。
ここに、次の成長の機会が存在します。
例えば、販売会社の事例ですが営業マンの稼働時間にしめる
携帯電話での対応時間は15%〜20%に及びます。
しかも、営業マンが必ずしも対応しなければならないことか?と言うと
営業事務、サポート部門、バックオフィス部門で十分可能な内容です。
新しい年に向かい、本当に成長する企業とは
どんな姿が本当の企業か?再考してみましょう!!
※バックナンバーは、「社長の 今 打つべき手」をクリックし参照下さい。
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