明けましておめでとうございます。
さて、企業も初出勤の時期!
新年 あいさつについて書きます。
「新年あいさつ」で、企業のトップは、「新年方針」を述べる方も多いと思います。
この際、気をつけるべき点は?
(1)年度方針との整合性
①1月以外 新年度スタートの企業(例えば4月スタートの企業)は、企業の「年度方針」との整合性を重視してあいさつを考えて頂きたい。
②マスコミでは、新年 暗い話よりも「明るい未来」の話が多いです。かといって、自社と直接関係する話題は少ないものです。また、近い将来、関係するかもしれませんが、今の業績と関係する訳ではありません。
【避けるべき話題】
1)芸能・マスコミのネタ
2)事件・事故ネタ
3)干支(えと)だけの話
③明るい話題を中心に、社員の方々に、休みモード・休み気分から、ビジネスモードへ転換して頂く話題に持っていきます。
④ケーススダディー
あけましておめでとうございます。
お客様、取引先、社員皆さんの協力のおかげで、新年を迎えることができました。
感謝申し上げます。
さて、○月に発表した「年度方針」にて、良かった点は、1点目○○○、2点目○○○、3点目○○○
新年もこの年度方針の良い点を受けて(継続して)1点目□□□、2点目□□□でいきましょう!
⑤特に2・3・4月〜新年度の企業は、新年あいさつと年度方針が大きく異なることを避けるようにお願いします。
⑥社員・幹部から聴こえる声で、「うちのトップは正月言ったことと、年度方針で言っていることが違い過ぎるので・・・」「正月と違うことを言っている・・・」「年度方針と違うな・・・・」
相互のコミュニケーションの問題もありますが。
⑦ 「下書き」をすることをお勧めします。
コミュニケーション不足の企業トップの特徴は、事前準備なしで、その場その場で感覚で話してしまう癖・習慣を持っています。
事前に 箇条書きで結構ですからポイントをまとめて準備をお願いします。
⑧社員の方へ、抱負を述べさせる企業もあります。準備は同じように
1)箇条書きで「事前に」準備させる
2)その場で考えている社員・幹部がいる際は、一旦 中断して、考える時間を与える
特に幹部の場合は、終わってから注意・指導する
上司は、事前に部下の内容を見てあげ、方向性や能力との乖離が無いか確認してあげる
3)内容は、ビジネス中心の話題とする
プライベートな話題が入ると、ケジメがなくなり、休みの延長で終わる
「ウケ狙い」にて笑いを取って内容の無いものになる可能性が高いためです。
4)式典として明確にする
⑧マネジメントにおいて 「方針の一貫性が重要なポイント」です
新年であるからこそ、「方針の一貫性」を重視してください。