vol.6 部門損益の弊害から脱却し、戦略思考へ

年度方針・戦略のコンサルティングをして常に思うこと
「会計ソフトが充実し、部門損益簡単に出来る様になった。素晴らしいことである。
一方 弊害もでた。」
経営計画をつくる際に、昨年の部門損益から数値作成する。
全社の戦略、収益計画があり、それを達成する「手段」「方法」で、組織、部門が存在する。
一度、組織・部門を持ち、数値が発生すると、大きく変えることに躊躇する。
会社の方針を決める経営計画で、「積み上げ方式」で作成すると全社戦略不在現象へ陥る。
エクセルを利用し、損益分岐点の計算式を使いシミュレーションする。
マーケット、経営環境を分析し、方針・戦略と数値計画を相互に見比べる。
そこから大きな方針・戦略がでてくる。
経営資源の配分も変化する。
戦略に応じた組織、人事を重視すべきと考える。
組織の内的均衡を重視した戦略・方針は、いずれ、マーケットから退出を求められる。
日経 「戦略の本質」は、戦争を通じたケーススタディーで、戦略を学べる。
新年の方針・戦略を考える際、数字の裏づけを持って考えて頂きたい。
長期的に収益力を持った企業は、「方針・戦略←→数値計画」が出来上がっている。
紙かパソコン画面に書き出し、数値を見ながら考えて頂きたい。
中堅・中小企業においても絶好のチャンスが到来!!
部門から考え、小さくまとめる・「内的均衡重視」でいくか
「戦略思考でいくか」 今後10年が決まる!

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