【紹介】ChatGPTやBingを含む「生成AI」を快適に使うポイント

ChatGPやBingを含む「生成AI」を快適に使う為のポイント

ChatGPTやBingを含む生成AIを快適に使うポイントを3つご紹介します。

前提条件は

「1日1回程度の利用(使う日もあるが使わない日もあり)」

「AIの専門職ではない」です。

なお、「統計的手法を使って調査していません」ご了承下さい。

結論は、

1.「利用規約」特に著作権、ビジネス利用を確認すること

2.質問の仕方のトレーニングが「面倒な場合」はBing(Microsoft)を使うこと

3.AIとの会話(コミュニケーション)を楽しむこと

 

1.「利用規約」「著作権」について解説します。

「利用規約」について解説します。

結論:「まるパクり」をせず(コピー&ペーストせず)、「参考として使うこと」です。

対外文書、プレゼン資料、HPに「まるパクり」は使わない ことです。

1-1.「参考として使う」にしましょう。

根拠と経緯:Bing(Microsoft)利用規約で特に著作権、ビジネス利用を確認しました。

2023年6月11日段階Bing(Microsoft)利用規約2条では、「合法的」「適用法令を遵守」等々記載があります。

後述しますが、Bing(Microsoft)で質問すると、回答に参考HPが表示されます。

回答は、参考HPの「要約のような感じの表現」です。

内容を吟味せずに「まるパクり」してしまい、権利侵害を起こす可能性は、「0(ゼロ)」ではありません。

特に、「まるパクり」だけの表現を1,000回や10,000回以上繰り返すとそれ相応にリスクの発生は高まります。

確率は0.4%でも1,000回繰り返すと400件になります。

ネット上では、通称:魚拓・デジタルタトゥー等言われ一度アップすると、削除しても履歴は残ります。

情報開示請求によって、履歴や登録時のアドレス、IPアドレスも追うことが出来そうです。

参照:Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約

第2条

(i) 合法的な方法で、すべての適用法令を遵守し、(ii) 本契約、行動規範、Microsoft サービス規約、またはオンライン サービスに関連するその他の Microsoft ドキュメントに従い、(iii) Microsoft の権利または他の個人もしくは法人の権利を侵害しない、または侵害しようとしない方法 (オンライン サービスでコンテンツを生成する、または生成を試みる方法、目的、および/または手段を含むすべての「方法」) でのみ使用していただく必要があります。

詳しくは各々利用規約(最新版)を「都度」確認ください。

「都度」最新版になっています。

リンクを貼っておきます。参考にしてください。

場所は赤矢印です。

 

ChatGPT(OpenAI)、Bard (Google社)、これから出てくる各種アプリ・サービスも同様とお考えください。

1-2.著作権について教育しましょう!

生成AIであろうが、紙であろうが、著作権を考慮せず(バレないだろうと安易に考え)

対外文書、プレゼン資料、HPに「まるパクり」で使わない ことです。

 

ChatGPT(OpenAI)は、著作権がPC画面上判りにくいです。

Bing(Microsoft)は、後述しましが、参照HP、出所を確認することが出来ます。

引用したい場合には、先方に申し出て「了解」を取っておいた方が良いです。

金銭が発生する場合は、コストと相談して決めてください。

以上の観点から、著作権を考慮すると、法人・企業で使う場合は、Bing(Microsoft)が使いやすそうです。

「(バレないだろうと安易に考え)「まるパクり」するなよ!」と社員教育しましょう。

「コンプライアンスだよ!」と社員教育しましょう。

 

参考事項、注意事項を記載します。

※1.以下を参考に発生確率を捉えておきましょう。

交通事故を起こす発生確率0.4%/年間(加害者1名/250名/年間)

交通事故の遭遇する発生確率0.2%/年間(被害者1名/500名/年間)

(警視庁運転免許統計より計算)


40歳の死亡確率 0.092人/1000人

50歳の死亡確率 0.242人/1000人

60歳の死亡確率 0.627人/1000人

(公益財団団法人 生命保険文化センター参照)


ハインリッヒの法則「重大事故1:軽微な事故29:事故未遂300」を参考にすると

クレームや削除要請を貰い事故と想定すると、発生確率0.2%の29倍ですから約6%程度は発生しそうです。

社内外で気づいて是正する件数は、社員教育等を行わなければ、60%程度は発生しそうです。

思った以上に高い数字になりました。

※計算してみて勉強になりました。

「快適に使う」ことを考えると、特に著作権の分野について

「(バレないだろうと安易に考え)「まるパクり」するなよ!」と社員教育しましょう。

「コンプライアンスだよ!」と社員教育しましょう。

※2.「懸念がある」「リスクがある」の判断基準を持つこと

AI関連の新聞記事、ニュースのアナウンサーや評論家が「懸念がある」「リスクがある」と発言があります。

判断する際に交通事故の加害者確率と比較します。

個人の感想ですが、新聞記事、ニュースのアナウンサーや評論家が「懸念がある」「リスクがある」よりも交通事故で加害者になる確率の方が高いような気がします。

「懸念がある」といえばあります。

「リスクがある」発生確率が、絶対0%といえるか?というといえません。

0.000001以上はあるかもしれません。

前提条件が複数変わると、0.01程度になることもあります。

前述の

交通事故を起こす発生確率0.4%/年間(加害者1名/250名/年間)

交通事故の遭遇する発生確率0.2%/年間(被害者1名/500名/年間)

を参考にすると、安全運転教育の量(時間)と質は必要かもしれません。

 

※3.「AI利用による利便性享受」がある

AIを利用しない場合の「置いてきぼりのリスク」と「AI利用による利便性享受」は、今でも固定電話だけの人と携帯電話を使う人と程度の差程度になると判断します。

発生期間とすると5年以内です。

総務省 情報通信白書 令和2年 固定電話契約数892万件(人口比7.4%)

携帯含む移動通信18,661万件(人口比155.5%)

日本人の人口12,000万人にて計算。

固定電話のみの生活者を契約者数の1/10と想定すると、0.74:155.5のようなイメージです。

90%の人は、イメージが湧かないと思います。

私もこの計算をしてみて、イメージが湧いていません(笑い)。

※例えが間違っているかもしれません。すみません。

よって、使ってみたほうが早いです。

「論より証拠」です。

「百聞は一見に如かず」です。

知らない間に、「AI利用による利便性を享受している」状態になると思います。

そのスピードは、想像できない早さと想定します。

 

※4.多くの法人企業では、端末としてMicrosoft社のWindowsパソコンを使っています。

多くの法人企業では、端末としてMicrosoft社のWindowsパソコンを使っています。

パソコン購入時点で、OS料金をなんらかの形で払っているはずです。

パソコンを立ち上げるとMicrosoft社WEBブラウザーを使うように「案内(誘導、囲い込み)」されます。

お金を払ったうえで「案内(誘導、囲い込み)」に応じたほうが安心感があります。

そして間もなくMicrosoft社のWord、Excel、PowerPoint、Teams等にも搭載するとのことです。

Microsoft 365 Copilot(コパイロット)でWord、Excel、PowerPoint、Teams等利用できるとのことです。

「AIは不安だ」と言いながら、「Word、Excel、PowerPoint、Teamsが使いやすくなったね」という人が身近に出てきそうです。

傷つけないように優しく教えてあげましょう!

※5.知的財産戦略本部(首相官邸)

知的財産推進計画2023(概要)がアップされています。

著作権について確認しました。

論点整理段階でした。

1-3.対価を払いビジネス利用可能なアプリを使いましょう

将来、対価を払いビジネス利用可能なアプリが、沢山出てくると思います。

コストとの見合いで判断して、快適に使いましょう!

身近になるのは、「Word、Excel、PowerPoint、Teams、Outlook」等になりそうです。

1-4.まとめ「参考として使うこと」です

利用規約を都度確認しましょう。

著作権に関わる社員教育をしましょう。

参考や引用として必要な場合、相手の「了解」を得ましょう!

結論:「まるパクり」をせず(コピー&ペーストせず)、「参考として使うこと」です。

対外文書、プレゼン資料、HPに「まるまるパクり」は使わない です。

生成AIか紙資料かは、別にして著作権を守って使いましょう!

 

2.質問の仕方が「面倒な場合」はBing(Microsoft)を使うこと

2.質問の仕方のトレーニングが「面倒な場合」はBing(Microsoft)を使うこと(又は質問の仕方を「少し」トレーニングすること)

「Bing」をお勧めする根拠として6点を解説

ChatGPT(OpenAI)Bing(Microsoft)比較して「Bing」をお勧めする根拠として6点を解説します。

使用環境は、PCはPanasonic レッツノート

Windows11×Googlechrome×ChatGPT(OpenAI)

Windows11×Microsoft Edge×Bing(Microsoft)

私の質問にたいして、

2-1.スピードが速い

1点目は、スピードが速い

ChatGPT(OpenAI)検索しているのか?スタックしているのか?画面上分かりにくいです。

Bing(Microsoft)は「〇〇を検索しています」と表示します。

2-2.エラーが発生しない

2点目は、エラーが発生しない

ChatGPT(OpenAI)は、毎回発生しました。センターへ報告しましたが、設定の見直し等明確な回答はありません。

※私の設定方法、操作方法に問題があるのかもしれません。まだ原因不明です。

Bing(Microsoft)は、今のところ発生していません。

2-3.要約元のサイトを 表示してくれる点

3点目は、要約元のサイトを 表示してくれる点です。

※GoogleサービスBardは、使っていない為、2023年6月11日段階で評価できません。

近いうちに使い始めます。1ヶ月程度は使ってみたいと思います。

 

2-4.日本語サイトのカバーが充実している

4点目は、日本語サイトのカバーが充実していると感じる点です。

ChatGPT(OpenAI)は、英語サイトを翻訳して、日本語表記している表現が多いと感じます。

近い将来改善するとい思います。

Bing(Microsoft)は、日本語サイトの要約している表現が多いです。

WordPressの「SEOタイトル」「メタディスクリプション」「メタキーワード」「抜粋」等を中心に引用してくると感じます。

よって、日本語表記に安心を感じるような気がします。

一方、「SEOタイトル」「メタディスクリプション」「メタキーワード」「抜粋」をそのまま使っていることはないと思いますが、著作権としては、曖昧さが残りそうです。

この辺は、技術的な点も含めもう少し勉強します。

2-5.質問の仕方≒プロンプトエンジニアリングについて、トップ画面で3分類選択出来る

5点目は、質問の仕方≒プロンプトエンジニアリングについて、トップ画面で3分類選択出来ることです。

YouTube等で解説動画が沢山上がっています。検索してみて下さい。

2-6.回答に参照元、要約元の日本語サイトへリンクが貼り付けられている点

6点目は、回答に参照元、要約元の日本語サイトへリンクが貼り付けられている点です。

YouTube等で解説動画が沢山上がっています。検索してみて下さい。

3.AIとの会話(コミュニケーション)を楽しむこと

AIとの会話(コミュニケーション)を楽しむこと

私は、ChatGPT(OpenAI)の利用からBing(Microsoft)に代わりました。

その上で

3-1.Bing(Microsoft)と Google検索と使い分

Bing(Microsoft)と Google検索と使い分けています。

大きな要約や概要を知りたい場合は、Bing(Microsoft)です。

ピンポイントで求めている公表データ(例えば白書、統計、法的な根拠、省令、通達等)はGoogle検索です。

1ヶ月程度使っていると、なんとなくこの調べ物は、Bing(Microsoft)、こっちはGoogle検索となります。

 

例えば、このブログ記事の携帯電話の普及率データですが、

Bing(Microsoft)は、ある情報誌(デジタル版もある)の記事の要約を持ってきています。

Google検索は、総務省 情報通信白書 令和2年 該当ページとグラフをインポイント表示してくれました。(さすがGoogle先生)

各省庁の白書、統計、法的な根拠、省令、通達等をWEB上で都度発信しており、2023年段階でGoogle先生のカバー率が高いように感じます。

Google検索は、多くの人が閲覧した順番(累計件数)や信頼度も加味していると推測します。

信頼性に疑問がある場合は、スクロールして探す、2ページ目以降に目を通し目的に合ったものを探す等で解決してくれます。

 

Bing(Microsoft)を使って、各省庁の白書、統計、法的な根拠、省令、通達等にたどり着こうとする場合、質問内容に、該当しそうな省庁名、白書、統計名を入れる必要があります。

 

又は、Bing(Microsoft)は、ある情報誌の記事をクリックして斜め読みし、データの根拠らしきものを推定する必要があります。

いい加減な記事もある為、二度手間、三度手間になっています。(2023年6月11日現在)

たまたま知っている、記事元が「いい加減」と知っていれば良いのですが、鵜呑みにすると痛い目に遭いそうです。

新聞の飛ばし記事、アドバルーン記事、気球観測記事と同じレベルと感じます。

根拠となる行政の通達等をみると、拡大解釈、切り取り解釈で書いている場合と同じ程度です。

3-2.仕事で使う時は、根拠や出所を必ず確認しましょう。

仕事で使う時は、根拠や出所を必ず確認しましょう。

個人の感想レベルの正確性に関する安心度は30%以下です。

 

この時点で、AIは「いい加減だ!」と結論を出さずに、対話してみてください。

2つ以上の参照HP要約を「まとめ」て、私が求める回答にように上手に表現してくれます。

Bing先生の素晴らしさです。

参照HPの著作権は、発信者、発信法人企業にあります。

著作権は、著作元にあることを知った上で使えばとトラブルになることはありません。

 

更に記事(文章)を読んでみて、信頼性についてはご判断ください。

この判断は、紙の新聞、紙の書籍、紙の各種文章でも同じことです。

 

ChatGPT先生の場合は、海外のWEBが基本であり、参照HPの表示がありません。

私のように日本国内で100%仕事している人であれば、Bing先生「参照HP」表示が安心出来ます。

参照HP元表示だけで信頼性を瞬時に判断することが可能です。

参照HP元表示に不安がある場合、記事内容を日本語で読んで判断することが出来ます。

なお、

2023年6月11日時点で、参照HP記事には、広い意味の宣伝も含まれていると感じるため、1点目で指摘した「コピー&ペースト」は危険です。

下記の4にはウィキペディアも含まれています。

ウィキペディアの素晴らしい点・メリットは数多くあります。デメリットもあります。

 

 

万が一、検索結果について「いい加減だ!」と感じた場合には、バットボタンを押してフィードバックしましょう。

 

4.時間生産性が格段に向上しました!

1980年代、ある事項を調べる為に、図書館や都道府県庁の資料室、役所への訪問をして調べました。

書籍ですと、数冊から10冊程度読んで見つけ出しました。

2023年は、スマホ音声入力、PCキーボード入力後5秒程度で見つけ出してくれます。

私の時間の生産性で比較すると

1980年代 4時間×10日=40時間=144,000秒

2023年は5秒程度 時間を要したなと感じた場合でも10秒以内です。

 

関連項目を調べることが可能です。

静止映像で確認することも可能です。

動画で確認出来ることも増えてきました。

 

生成AIのドキュメント、映像、音楽等利用範囲は更に広がります。

 

仕事において身近なMicrosoft社のWord、Excel、PowerPoint、Teams等にも搭載するとのことです。

 

調べるばかりでなく、作業する段階でも効率的になりそうです。

または、文字以外の図表や映像、集計方法や分析方法と分析結果も、1,000倍や10,000倍に早くなりそうです。

5.人間にしか出来ない創造的な仕事や未来に向けた仕事に特化出来るような気がします。

人間にしか出来ない創造的な仕事や未来に向けた仕事に特化出来るような気がします。

例えば、ネット環境がない時点で、webデザイナーという職種はありませんでした。

ネットワーク環境やデータが少ない時点で、データサイエンティストという職種はありませんでした。

生成AIによってプロンプトエンジニアリングという職種に注目が集まっています。

6.Bing(Microsoft)やChatGPT(OpenAI)を使ってみましょう!

私も「AIは?」と漠然と不安に感じたことがありました。

現在は、このような素晴らしい道具を使って仕事したほうが、メリットが大きいと感じています。

使ってみて、様々メリット・デメリットや利便性を感じて頂くことが大切だと思います。

早速、Bing(Microsoft)やChatGPT(OpenAI)を使ってみましょう!

 

7.まとめ 3点 そして「使ってみよう!」

1.「利用規約」特に著作権、ビジネス利用を確認すること

2.質問の仕方のトレーニングが「面倒な場合」はBing(Microsoft)を使うこと

(又は質問の仕方を「少し」トレーニングすること)

3.AIとの会話(コミュニケーション)を楽しむこと

そして「使ってみよう!」です。


【執筆後記】

生成AIについて、Bing(Microsoft)、ChatGPT(OpenAI)、Google検索を使って勉強してみました。

勉強の結果、アウトプットとして、このブログを書きました。

1980代から2000年代までですと、専門書を10冊以上買ってきて原稿を書いたと思います。

Bing(Microsoft)、ChatGPT(OpenAI)、Google検索のお陰で、書きながら検索し、検索しながら書くことが出来ました。

コストは、ChatGPT(OpenAI)サブスクリプション20$程度です。

ビジネス本2冊程度です。専門書は買えません。

時間メリットも、コストメリットも大きいです。


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