残業による過労死の話題が今日も新聞をに取り上げられました。
ご遺族の方のことを考えると、お金では解決できないものが
まだまだ残っていると推察します。
わが子が同じ状態になったらと思うといたたまれません。
時間で決めることが、本当に良いのか考えさせられます。
責任感がある社員ほど、残業代が頂けるか否か別に
本当に一生懸命仕事をします。
一方、残業代稼ぎの輩もいるのも事実です。
適度に緩急使い分けができるので、疲労感は少ないのではと
思います。
かつて こんなことを聞きました。
昼間 会社の買い物と称して2時間以上もどこかに行き
上司が帰ってくる夕方から忙しそうに仕事をする人がいたそうです。
ひどい時には半日です。
しかも役員が来たときだけ、お茶をいつもやっているように出す
のです。
役員はコロッとだまされ、しかも、残業時間も多い!
一生懸命仕事をしていると勘違いです。
こんなある企業の話を研修ですると、うなづく人の多いこと。
世の中 さまざまです。
また、段取りの悪い社員、優先順位のつけられない社員もいます。
机の周りが汚い社員は、この たぐい です。
午前中は、エンジンのかからない社員もいます。
過労の度合や疲労感は人それぞれです。
定性的な要件を測ることが難しいので
法律は「労働時間」で決めているのでしょう。
(1)上司や周りの人間 多くの目で管理する
(2)残業代を払っても利益が出る企業体質にする
=知恵を使い、仕組みで仕事する 努力をし続けることです。
(3)仕事は、楽しいもの、楽しむのと 教えることが大切です。
経営コンサルタント業は、世間で思う以上に「労働集約産業」です。
残業代・深夜労働・休日出勤(自宅作業分も)を払って
利益の出るコンサルタント会社は数少ないと思います。
実際 皆無ではないでしょうか?
かつての経験では、週6日 12時間以上働かないと
お客様からお金を頂けるレベルには達しません。
出来る人間は、16時間以上が普通です。
英会話やさまざまな勉強の「学習曲線」と同じです
人よりも2倍時間をこなすので1000時間にすぐに到達です。
ある量をこなさないと、あるレベルに達しないことも事実です。
一流プロスポーツ選手は、24時間365日 プロとして練習や試合
日常生活を送ります。
イチロウ・松井に代表される人たちです。
一流プロサラリーマンがいても良いのではないでしょうか?
楽しい仕事に没頭していると、疲労感はありません。
今日も7時から仕事をしています。
とても難しい問題です。