企業の盛衰は、人財できまります。
人財の新陳代謝は、企業活力の源泉です。
一方、新陳代謝の行き過ぎは、トップマネジメントの問題がはらんでいます。
項羽と劉邦では
武力では圧倒的に強い項羽でありながら、側近を血族で固め
結果 亡国の王となりました。
劉邦は、地縁血縁以外の人財も求め、王となりました。
反面教師として
老舗某社は、経営幹部の退社が後を絶ちません。
結果 無理な業績を繰り返しています。
トップに聞くと、マネジメントを変えようとはしていません。
現在のトップは、創業者ではありません。
側近は、地縁血縁ならぬ、「職縁」(造語)です。
「職縁」とは、自分と同じ職場で勤務した経験の多い者を側近に登用。
本人も気づかないうちに「派閥」形成されています。
そのトップの側近中の側近は、新任管理職に対して祝いの言葉と同時に
「もっと、ゴマすれ」と言ったそうです。
なぜか、幹部人財の流出がとまらない企業です。
原因はトップマネジメントにあるのではないでしょうか?
全て反面教師として、真の幹部人財が残る企業作りを目指しましょう。