vol.55 人を活かした経営を!

人を活かした経営が再度 脚光を浴びています。
経営資源は、古くから「ヒト」「モノ」「カネ」「情報・智恵」と言われてきました。
第一番目にくる「ヒト」について、バブル期〜バブル崩壊期とも反省すべき
対応をしてきたと判断します。
バブル期には、景気に浮かされて、固定費である人件費をアップしました。
その後バブル崩壊から2年前までは、固定費削減に奔走しました。
ここへきて、2007年問題だ!採用枠拡大だ!となっています。
A社は、20年ほど前から新人を毎年必ず採用して、育成してまいりました。
当時は、業界でも最下位、借入金も多く、実質再建状態でした。
現在は、管轄税務署では5本の指に入る「優良納税企業」となりました。
苦しいときに、将来を考え、ヒトを活かした経営を行ってきたからです。
私が提唱している「終身雇用 実力序列」型の人事制度を実行・実践しています。
中堅・中小企業は、大企業のように安易に「リストラ」は出来ません。
地域特性、業種特性があります。
だからこそ、「縁のある人材を、個々の特性を活かして、
永く働いて頂ける環境を作ることです」

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