デイサービスの収益アップのやり方
デイサービスの収益アップのやり方=コンサルティングを説明します
数値を使って現状認識
準備する数値は
- 平均単価 ※以下「@」とします
- 月間利用数 ※以下「利用数」
- 契約数
- 契約に占める要介護345人数 ※介護度3・4・5のことです
- 契約に占める要介護12人数 ※介護度1・2のことです
- 契約に占める要支援・総合人数
- 1ヶ月の稼働日
- 過去紹介先 居宅・包括の明細
- 出来れば過去1年度分
- 拾い出しに時間がかかる場合は当面6ヶ月
- 経費(明細 月次決算内容)
売上は、平均単価×月間利用数 です
契約数 と 月間利用数の特徴を確認します
収益アップのための計画(予算)は
@×利用数=売上です
売上-経費=営業利益になります
営業利益率は10%~15%が業界平均と思います
経費に対して売上が足りない状況が続いています
@×利用数=売上 を使うと利用数が足りません
利用数の前段階に「契約数」があります
売上が足りないケースの90%以上は「契約数」が足りません
打つべき手
打つべき手は、「契約数」を増やすことです
契約数を増やすには、過去に紹介を沢山頂いた居宅への訪問活動です
売上が足りない場合、
症状1)重点居宅への訪問活動が足りない
症状2)重点居宅がない
症状3)訪問活動数が足りない
目標は「契約数」を増やすことです
※送迎範囲=時間、ルートを決めます
対策1)管理者が毎週1回 重点居宅へ訪問します
対策2)相談員が毎週1回 重点居宅へ訪問します
管理者自ら動かないと、相談員は訪問活動をしません
対策3)翌週の訪問日と今週(前週)の訪問実績報告を毎週行います
ここまでくると、訪問出来ない理由を沢山言い出します
訪問するパンフレットがない、パンフレットが古い 等々
そんな場合、一週間の昼食とおやつをスマホ(カメラ)で撮影します
ワード・エクセル・パワポに写真を張り付け一覧を作ります
カラーコピー(印刷)します
訪問の際に持参するモノはスマホ(カメラ)とワード・エクセル・パワポ(何れかあれば)無限に作成出来ます
その他言い訳は300種類くらいあるので、ここでは書きません
訪問しヒアリングすべきことは
ヒアリング1)居宅のケアマネジャー人数
ヒアリング2)居宅の全ケアマネのお名前(苗字でもOK)
ヒアリング3)居宅の持ち件数
ヒアリング4)居宅の持ち件数 介護度345数 介護度12数 総合事業 数
紹介先の基本データを押さえることが一番です
ヒアリング4まで出来れば、関係が深い状態です
数字は後から着いてきます
利益率の良いデイは、居宅からの紹介が自然にきます。流れが出来上がっています
環境変化で流れが変わった場合は、基本に戻り居宅の訪問活動を着実に行うことです
環境変化前から収益が厳しいところは、居宅を押さえていないケースが99%です
居宅ケアマネのお名前すら知っていないケースが80%以上です
週1回の訪問活動が軌道に乗って3カ月後には確実に契約数、利用数が上がってきます
複数拠点に及ぶ場合は、業務アプリの導入をお勧めしています
訪問日報もスマホ・タブレット・PCのマルティデバイスで管理出来ます
加算について
加算は基本データが揃っていれば試算は簡単です
狙うべき加算の要件を確認し、資格者や書類、他要件を準備し、実績を上げるだけです
資格者の採用については採用のコラムを参考にして下さい
ここまでお読みくださいましてありがとうございます
デイの収益アップをお考えの事業者・施設様
ぜひ「一緒に収益アップ」しましょう!
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