採用には絶好のチャンスです。
これまで人手不足の業種業界は正社員雇用が増えています
2020年4-6月期は正規雇用30万人増、内女性は29万人増です
2020年4-6月期の非正規は88万人減、特にパート・アルバイトは78万人減です
経営上又は運営上「有資格者」の定数が決まっている業種業界も採用活動は旺盛です
採用の基本を整理してみましょう
応募者の目線で募集要項と表現を工夫しましょう
- フリーペーパーや同業他社の募集要項10件集めましょう
- 入社歴の浅い方に(応募者の目線)で「惹かれた」表現にピンクでマーキングしてもらいましょう
- 入社歴の浅い方に(応募者の目線)で「嫌な表現」「ちょっと勘弁してよ」表現に黒でアンダーラインを引いてもらいましょう
- 「惹かれた」表現を参考に募集要項をA案・B案・C案作成しましょう
- A案・B案・C案に基づき最終案を決めましょう
- 最終案に「嫌な表現」「ちょっと勘弁してよ」表現が混じっていないか確認しましょう
【失敗事例】
- 堅い表現
- 漢字文字が多い表現
- 事務的な表現(労働基準法上は正しいですが・・・・ )
【成功事例】
- 募集者目線の構成になってます
- 募集者目線の表現になっています
- 営業やマーケティングセンスがあります
フリーペーパー・募集広告からの募集(採用)
ハローワークに加えて、フリーペーパーや各種募集広告を出しているケースがあります
- 問合せの電話番号は、大きく、ハッキリ、目立つようにしましょう
- 0120-000-0000→0120-000-0000
- 問合せ電話とセットでスマホQRコードを入れましょう
- 問合せ電話の受付時間・担当者をハッキリと書きましょう
例 9:00~18:00に対応します
例 24時間対応します
例 人事課採用担当まで 総務部採用担当まで
例 お気軽にLINE・SMSのチャットで対応します
20・30・40歳代をターゲットにしたい場合はLINE・SMSのチャット対応は必須です
0120-000-0000
【失敗事例】
- フリーペーパーや広告に数万円から数百万円をかけていますが、ホームページの募集には、「採用なし」。連携が出来ていないケースが目立ちます
- フリーペーパーや広告に数万円から数百万円をかけていますが、ホームページの募集が「事務的表現」。マーケティング的要素がないケースが目立ちます
- 採用できず、人材派遣や人材紹介に数十万円から数百万円に支払っています(末期的症状です)
- 施設基準等制約がある業界の良くある事例:赤字額=人材派遣・人材紹介料に支払っています(最悪の症状です)
【成功事例】
- 募集者目線の構成になってます
- 募集者目線の表現になっています
- 営業やマーケティングセンスがあります
- 採用申請(ハローワーク・各種募集広告)の業務フローを変えました
- 採用申請(ハローワーク・各種募集広告)の業務フローアプリに変えました
スマホ対応のホームページにして採用導線を確保しましょう
フリーペーパーや募集広告からの採用導線全体を確認しましょう
その上でハローワーク・フリーペーパーから「募集内容=スマホ対応の採用ホームページ画面」へいきます
- 求職者は仕事時間中に次の職場を探しています。
- 会社のPCで次の職場検索はまずいので、スマホで検索します
- 夜勤のある業種業界・職種は夜勤中に検索・問い合わせ送信が当たり前です。対応しましょう
- スマホ対応の採用ページを充実させましょう
- 採用ホームページがない場合にはLINE公式アカウント等で採用画面を作成します
【失敗事例】
- スマホ画面を確認していない(私も良くやるケースです。反省です)
- 電話のみの受付です
- 担当者の名前が未記載
- 募集広告を出したことを、電話応対する人に伝えていない(報連相不足)
- 実際電話するとたらい回し。応募者も会社や法人を選びます
- 夜勤の多い職種を募集しているのに、採用電話の受付時間が9:00~17:00
【成功事例】
- スマホに慣れている社員が多いです
- 電話に加え、LINEやSNS 、SMSを有効に使っています
スマホ対応の採用ページを充実させましょう
一緒に働くスタッフの「明るい笑顔の写真」「元気なポーズの写真」
スマホ採用画面のトップページのイメージです。実際は社員職員の写真を使います
応募者目線のページ作成「5つの特徴」を写真と内容を書きます
「5つの特徴」の事例です
- 運転免許不用 送迎車を準備しています、〇〇駅近いです
- 無資格・未経験でも安心です マンツーマンで研修します
- 資格取得費用を法人が負担します(支払います)
- 資格取得勉強会を就業時間内で行えます
- 資格取得外部研修は就業時間内で行えます
- 資格取得は〇日間です。
- 資格取得後は資格手当が出ます(支給されます)
- 資格合格者にはお祝い金が出ます
- 働きやすい職場です
- 働くママ・パパを応援しています(職員に占める子育て中90%)
- 働くママ・パパが多いので産休・育休が取りやすいです
- お子様の行事や急な体調不良の場合も子育て中スタッフがカバーしあう雰囲気です
- 60歳以上50% 最高齢82歳が元気で働いています
- 70歳定年制
- 定年制度がありません 生涯現役の会社です
- 介護が必要な方の急な体調不良の場合も介護中のスタッフがカバーしあう雰囲気です
- 有給休暇は1時間単位です。有給休暇は半日単位です。
- 働く時間はシフト作成ソフトを使いAⅠで決めます(気兼ねしません)
OJTの写真などがあると良いです
【失敗事例】
- 募集用ホームページがありません
- ホームページ更新を対応の悪い外部業者に丸投げしています
- ホームページ更新を自社でやっていますが、担当者に業務が集中し後回し状態です
- ホームページ更新を自社でやっていますが、原稿を出す人がホームページで出来ること=基本機能を知らない
【成功事例】
- ホームページ更新の対応の良い事業者を使っています。採用にも強い事業者です
- 写真はプロのカメラマンにお願いするのが一番です!
- インスタグラムやFacebookを使っている社員をプロジェクトに参加させます
- 採用ホームページにブログ・コラム機能を使い、社員紹介を写真入りで紹介します
- (プロカメラマンの費用を抑えたい場合)写真は、スマホを使い手軽にアップします
- ホームページの更新を自社で行っています
- 原稿を出す人がホームページで出来ること=基本機能を知っています
やりがいがある職場を現役社員に語ってもらいます
- 入社(入職)1年未満のスタッフ:職場での笑顔写真と40文字程度のコメント
- 入社(入職)3年未満のスタッフ:職場での笑顔写真と40文字程度のコメント
- 60歳以上のスタッフ:職場での笑顔写真と40文字程度のコメント
- 中途採用者のスタッフ:職場での笑顔写真と40文字程度のコメント
- 40文字コメントは「20文字で2項目」
- 回答の人数は3名以上 最大10名程度
【失敗事例】
- 意味が分からない社屋の写真
- 数年前の社員旅行の写真
- 玄関前での集合写真、全員腕組みです
- きつい現場の写真(3Kやブラックなイメージの写真)
- 意味が分からないトラックの写真(運送会社に多いです)
- ホームページの専門業者任せで、実態とのかけ離れたホームページになっている
- 仕事をしている社員が自社のホームページを見てびっくりしていることばかり・・・・
【成功事例】
- 写真の60%以上の面積で「笑顔」の表情や仕事の動きが分かるもの
- なんとなく企業・法人の社風や文化が分かる写真を沢山使っています
- 社員を主役にして数多く登場させています
- 社員の写真は笑わせて「笑顔の写真」にします
- ブログ機能を上手に使うので、退社した場合削除が簡単に出来るようにしています
- ドライバーの負担軽減になる装備車輛台数、%を具体的に掲載します
- 看護介護職員の負担軽減になるシステム導入台数、%を具体的に掲載します
よくある質問と回答 画面を充実させます
研修費用や資格更新費用は?
研修費用は法人で全額負担です
資格更新費用は法人負担です
資格更新研修は研修扱いです
資格更新交通費は出張扱いです
有給はどうなっていますか?
有給休暇の取得率は90%以上です
20○年の実績です
人事ソフトで有給休暇取得の管理をしています
取得率の悪い部門や上司経由で取得を促しています
平均勤続年数は?
離職率は?
平均勤続年数は10年です
業界平均は4年と言われています
10年前より給与改善と各種手当の改善をしました
研修制度も充実させています
資格更新費用は会社・法人で負担しています
「職場見学会へ申込み」を促しましょう!
- 新型コロナ禍対応でweb会議を使った面談(zoom skype Teams Google Meet他多数あり)
- LINE公式アカウントを作成し、チャット対応しましょう(PCを持っていない対象層)
- LINE公式アカウントを作成し、ビデオ通話で初回面談しましょう(PCを持っていない対象層)
- 職場見学会の申し込みを促しましょう(三密回避の見学会です。感染予防を行っています)
- 職場説明会を企画しましょう
- web会議を使った「職場説明会」(zoomが慣れている層にはグループワークを実施します)
【失敗事例】
- 電話対応では、履歴書送付を伝えるのみ
- 履歴書が届いたら、試験と面接を伝えるという「昭和的」な対応
- 電話を基本にしている為、応募者とコミュニケーションが取れない
- 担当者の言い訳「電話していますがつながりません」
- 時代に対応したコミュニケーション手段に疎い経営者・担当部課長
- 一社員に採用をほとんど丸投げ
- 部課長店長に一次面接までの権限を与えているが、やり方が個人任せ(バラバラ)
- 採用すると「人件費が上がる」「予算が未達になる」と言って採用しない管理職多数存在
- ホームページ採用問合せ画面の項目に「必須」が4つ以上
- 既存社員・職員でも個人のPCメールアドレスを持っている方が少ないのに、応募者にはアドレス入力を必須項目としている
【成功事例】
- 時代に対応したコミュニケーション手段を持っています
- ホームページ採用問合せ画面の項目に「必須」が2つ程度
- カタカナ名前とスマホSMS番号
- カタカナ名前とLINE友達登録でチャット
- 人を採用する以上に「育成」を大切にしています
電話番号・LINE(友達登録)・SMS(番号)を使いましょう
- 50歳以上 又は ITスキルが乏しい職種層は「電話」が基本です。電話番号は大きく表示しましょう。担当者の名前をハッキリ書きましょう。
- 20~40歳代はPC のLINE公式アカウントを使い「チャット」コミュニケーションしましょう
- LINEは嫌いな方はPC↔SMSで「チャット」コミュニケーションしましょう
※人事採用担当のPCからSMS(番号)で送受信出来るように設定しておきましょう。キーボードが使えるのでとても便利です
職種ごとの募集要項
- ホームページには文字制限がありません。以下の内容を充実させましょう
- 福利厚生、産休育休・有給、資格取得・更新費用
- 研修制度のプリセプター制度、ブラザー・シスター制度
- 在宅勤務、テレワーク勤務対応
- リファラル採用(社員・関係者紹介)制度を使った場合の報奨金額(単価表)
【失敗事例】
- 福利厚生や研修制度、企業文化が素晴らしいのにホームページに掲載していません
- 研修制度(プリセプター制度、ブラザー・シスター制度、エルダー制度、外部研修)に掲載していません
【成功事例】
- 自社の良い点や特徴、企業文化を伝えている
- マーケティング視点が優れている
- リファラル採用(社員・関係者紹介)制度を使った採用がベースにあります
- 離職後再度入社する社員、独立後外注事業者として活躍する社員が一定数います
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