№60 中期経営計画の見直しの判断材料:「骨太方針2020」「成長戦略実行計画」「TPP11」米国「クリーンネットワーク」

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西村内閣府特命担当大臣記者会見要旨
日時:令和2年7月17日(金)17:36~18:28
場所:中央合同庁舎第8号館1階S101・103会見室
「骨太方針2020」「成長戦略実行計画」
木村がポイントと思う点は3点
【1点目】デジタル化
『デジタルニューディールによって社会全体・経済全体を
デジタル化していくことが大きな柱です。』
【2点目】公共事業
『防災・減災、国土強靱化』
【3点目】TTP
『一点目が、経済回復においてTPP11等を通じた自由貿易の推進が重要であること。
二点目として、TPP11がサプライチェーンの強靱化やデジタル化の
実装などの観点から、アフターコロナの世界経済を進化させていく上で
重要な役割を担い得ること。
そのため、三点目、TPP11の進化が重要であること。
また、日本時間の8月6日午前になるかと思いますが、
メキシコが議長の第3回TPP閣僚委員会の成功に向けて、
引き続きシンガポールと日本がしっかりと連携し協力していくこと。
四点目として、二国間関係ですが、ビジネス関係者の往来の早期再開を
期待すること。
五点目として、デジタル経済に関して、二国間での協力を強化していくこと。』
中期経営計画の見直し
=ローリングプラン(定期的な計画策定・見直し)
=コンティエンジェンシープラン(経営環境変化に対応した策定・見直し)
今回は【コンティエンジェンシープラン】で見直しをしましょう。
参考として
内閣府HPリンク↓
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2020/0717/interview.html
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木村の考え
かつて、日本は光回線が遅れていると言われていましたが
数年で光回線網が整備され、様々なサービスが提供されました。
G5 その次のG6とインフラを支える機器(部品や製造装置等)
伸びる可能性があります。
『防災・減災、国土強靱化』=公共事業は継続しそうです。
TTP11の
『TPP11がサプライチェーンの強靱化やデジタル化の実装』
●サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助⾦
令和2年度補正予算額 2,200億円
●海外サプライチェーン多元化等⽀援事業
令和2年度補正予算額 235.0億円
希少⾦属備蓄対策事業
令和2年度補正予算額 2.6億円
米国はサプライチェーン等の回帰として
2兆円強の予算を議会承認得られるようにしていると報道があります。
日本は、渋いですね!
比較として
●Go To キャンペーン事業(仮称)
令和2年度補正予算額 1兆6,794億円
7月から(東京都知事選後)から感染拡大(無症状者含む)の
偏った報道=時間配分及び数字の使い方の間に
大きな変化が決まってしまっているようです。
話を身近な例でいうと
お盆休み前後に、各種ソフトのアップデートが進みました。
定期的なモノ+クリーンネットワーク対応含む と考えたほうがいいでしょう。
なお、クリーンネットワークには5区分あります。
通信ネットワーク
クラウド
データ分析
モバイルアプリケーション
IoT(モノのインターネット)
クリーンネットワークのうち
通信ネットワークについて日本の企業は以下の会社です。
NTT
KDDI
ソフトバンク
楽天
Tモバイル も一覧に加わっているようです。
かなりの設備投資、及び更新投資になりそうです。
公開情報に基づき一連の流れとして
コンティエンジェンシープランを実施しましょう。
なお、日本企業が裏切った場合には
約30年前の東芝機械ココム違反事件以上の
内容が待ち受けていると思います。
30年前 コンプライアンス 法令遵守なんて言葉ありませんでした。
また、会社法は「商法」でした。
金融商品取引法でがんじがらめです。

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