№305 量・質・金利の異次元金融緩和下での「残り福」経営投資

量・質・金利の異次元金融緩和下での「残り福」経営投資
日本国政府及び日銀の金融緩和政策によって、GDP500兆円対し、民間企業の現預金残高250兆円弱(2015年7~9月期)です。
民間の設備投資を期待する気持ちも変わります。業界10社あれば、投資可能な中堅兆小企業は1~2件程度。残りは再投資が難しい状況です。
この半年、積極投資している中堅中小企業の共通点は
1. 業界は成熟産業
2. 業界トップクラス
3. ライバルは、追加投資出来る余力なし
4. 投資内容は、生産性向上(一人当たり売上・利益、単位当たりの収量向上)
5~10年後には、ライバルは自滅し、結果自社が確実に生き残るという戦略です。
この戦略は、業種業界、歴史、地域が異なっても共通です。
確かに積極投資していますが、圧倒的に数と量が限定されています。
自社のポジションに応じて「需要創造」「顧客創造」型の積極投資を行い、日本の活力となりましょう。

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