vol285. 自社の強みを生かす経営

自社の強みや特長を活かした経営は、経営の基本中の基本です。
一方活かしきっていない企業が多いのも事実です。
そこで自社の強みや特長を分析する場合の、目線や視点を説明します。
自社内の「内部目線」「内部視点」か、マーケットやお客様からの「外部目線」「外部視点」です。
岡目八目という言葉があります。
碁を打っている際、打っている当事者よりも、横から見ている第三者の方が
先々を見通し、客観的に判断出来るとの例えです。
自社の経営を見る際、「岡目八目(傍目八目)」が必要です。
毎回第三者の協力と言うわけにはいきません。
簡単に安く出来るやり方を紹介します。「紙に書き出す」やり方です。
経営者の方であれば:一度書き出し、一晩おいて見直す。
こんな繰り返しを10日以上行います。
幹部・社員の方であれば:カードを使ったブレーンストーミングを
応用して月1〜2回×4〜6ヶ月行います(トレーニングも含め)
「収斂」されることが必要です。「収斂」の次は展開方法です。
朝礼で「お客様からみた自社の強みや特長は○○だ!これを今日一日更に強くしよう!」と
トップコメントを言います。
毎日同じことを6ヶ月続けてみてください。
経営が変わります。(トップ不在時は、№2や№3が行います)
社員の強みや特長を活かす場合も同じです。
社員同士互いに、相手の
(1)良い点を認め合う
(2)強みや特長を認め合う
(3)強みや特長を活かし合う
の3ステップで進めます。
次第にチーム力や組織力を発揮させます。
社員間で行わせると、2:6:2の法則で言う、
上位2と中位6の社員の方は「自信を持って仕事に当たるようになります」。
所用時間は、「ほめあい活動」(ホメ活:木村造語)1日1回3ヶ月〜6ヶ月必要です。
「照れ」や「はにかみ」があるので研修方式が良いです。
PR:具体的方法は、個別対応します。
         執筆:(株)オンリーワン経営 代表取締役 木村 淳

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