vol276.十八史略と現代の国際関係、日本の政局

十八史略を再読中である。
ご承知のように、中国の歴史を初学者にも馴染みやすいように
本質を変えず簡潔にまとめている。
1〜2ページで、国の盛衰がわかる。
現代の世界情勢を馴染み安い表現でいえば
始皇帝が中国を統一し没した後、次第に国が乱れ戦乱へと移る。
アメリカが世界を軍事、経済で統一した後、次第に国が乱れ、
軍事的にも、経済的にも「戦乱」へと移っていく最中にある。
「戦乱」へ移る過程で、敵対する勢力への「派兵」が続き国力が衰退する。
アメリカ自身が、アングロサクソンから黒人(移民・過去の奴隷)へ移った。
中東・アジアへの派兵が続いている。
中国の歴史でもあるように、国単位ではなく、民族や宗教、
食糧維持ができる単位で敵対する。
よって、先進国でテロと言っている単位も、古今東西あったと解釈できる。
日本の政局も同じ。
自民党政権統一後、政治は乱れ、第二局が一時的に取った。
権力闘争で明け暮れ、国家と国民を省みることが出来ないのではないか?
私は、政治の専門家ではないし、歴史家でもない。
但し、歴史は安価な値段で(600円〜800円の書籍を通じて)
現在の状況や未来の姿を教えてくれる。
企業経営者または経済人として、国に頼り切ることなく
自立して生きることが試されていると感じる。
年末年始、歴史に学ぶ休暇にしたい。

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