vol243.景気について(3)

大企業の厳しさは、この決算期から、株主総会までの期間です。
一方、中小企業は、来年3月までは厳しい状態が続くと判断します。
需要がゼロ、半減以下の企業数の多いことに驚愕しています。
金融支援は、「需要あり」が前提です。
「需要あり」しかし、10〜30%下がっているので、資金繰りの手助けです。
今回は、「需要なし」の状況です。
需要創造が大きな経済対策です。
需要が需要を呼び、安定需要になる為の対策が必要です。
当面は、「需要の呼び水」対策
第二段は、「需要が需要を呼ぶ 需要の善循環対策」
第三段が、「需要の安定化」対策 です。
企業経営の判断も、この経済対策に合わせた対応が必要です。
苦しい時に、新しいニーズが生まれます。
大洪水により、肥沃な土が運ばれ、次の生命が誕生します。
食料を保管するやり方が変わります。
イノベーションです。
今回 日本を襲った「経済災害」も、次の生命が誕生するチャンスです。
人財優先企業が、脚光を浴びています。
組織経営、チームワーク経営が、脚光を浴びています。
WBCも、チームワーク、組織力が勝っていたと思います。
「企業は人なり」の言葉は、バブル崩壊時には「死語」になりかけましたが
原理原則は、不変のものです。
国の勃興を見ても、「国は人なり」です。

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