企業経営における「幹部」とは?
ある日突然「幹部だろう!」
権限もないのに「幹部だろう!」 一方「その権限は無いだろう」
幹部研修会の前後で、参加頂いた幹部の方から「愚痴」が出ます。
企業経営の中で「幹部」とは どんな人 何を求められる人なのでしょうか?
1.トップの期待値へ対応
2.環境変化による役割変化へ対応
3.組織、部下からの期待値への対応
終始取り組まなければならない課題です。
1.中小企業は、後輩が出来たら「幹部」になったと思え!
中堅企業は、「部下」が出来たら「幹部」と思え!
中小企業幹部と中堅大手企業幹部の違いです。
役職は、主任なのに「幹部会」へある日突然出席を求められる!
戸惑いも大きいと思います。
中小企業の良いところは「出来る人に仕事が回る」です。
後輩が1人、2人増え、仕事にもなじんだ時点から、あなたは「幹部」です。
そのチャンスを最大限生かしましょう!
一方、中堅大手は、職務権限規定や組織運営に関る文化が出来上がっており
役職もないのに「幹部」とはなりません。
どんな役職(名称)で幹部となるかは企業ごとに異なります。
中堅企業の特徴として、案件 プロジェクトごとに決まるケースが多いと
思います。
通常は、部長以上を幹部と言いながら、問題案件の解決にあたり
課長を入れ検討する、実行する。
この時点から「幹部」となります。
ある程度の成果が出た時点から「幹部」となります。
大手と違い 人財基盤が薄いので、その分 中小・中堅は
チャンスがあります!
是非 チャンスを活かしてください!
(次号につづく)