AI&DXAIを使って日報・記録をOJT教材や社内の知的財産として有効活用する方法
AIを使って日報・記録をOJT教材や社内の知的財産として有効活用する方法皆さん、こんにちは!AIコンサルタントのオンリーワン経営 木村です。最近、AIの活用法というと「インターネット上の情報を検索して回答を得る」という使い方が主流です。もちろんそれも便利ですが、AIの真の力は、私たち自身が持つ貴重なデータ、つまり**「社内の日報や記録」**に学習させるところにあります。必要事項や記録上の基準項目を決めておくことにより、入力モレを防ぐことが可能です。使い始め、入力できない項目があっても、AIに相談すると上司に変わり**OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)**をしてくれます。**「社内の日報や記録」**が蓄積されると、データに基づく分析や対策を立てることに役立てることが可能です。紙の日報/記録をPCでExcel入力している企業、日報/記録を直接PCでExcel入力している企業、DX化が今一つ上手くいっていない企業は、ぜひ最後までお読みください。今回は、PC画面とスマホ音声入力を有効活用しながら、具体的なデモを交えながらご紹介します。 目次なぜ、AIに社内データを学習させるべきなのか?【デモ1】Geminiで日報・記録を効率化し、OJTに活かす記録が蓄積されると、AIは最強の「戦略アドバイザー」になる【デモ2】ChatGPTで日報・OJTアシスタントを作成部門別の日報・記録事例▶知的財産として蓄積まとめ:AIは「学習」させてこそ本領を発揮する=利益を生む!NotebookLMのポットキャストと動画あなたのビジネスを加速させる次の一歩を踏み出しましょう!AI研修&Gem/ChatGPTs制作依頼について問合せ執筆者:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村淳講師の資格研修履歴なぜ、AIに社内データを学習させるべきなのか? 日報や業務記録は、単なる報告書ではありません。それは、現場のノウハウ、成功事例、そして課題が凝縮された宝の山です。しかし、これらのデータは蓄積されるだけで、十分に活用されていないのが現状ではないでしょうか?AIを活用すれば、この宝の山を**「分析」し、「次のアクションを立案」**するための強力なツールに変えることができます。貸借対照表に表現できないものを**デジタル化**し企業の競争優位の**知的財産**にすることが可能です。さらに、新人のOJTにも活用することで、経験豊富な先輩の知見を効率的に共有することが可能になります。最低賃金の上昇がほぼ確定し(10月1日公開)、ますます求人難、昇給原資の確保が求められる中、AI有効活用は救世主的ツールとなります。今回は、その第一歩として、GoogleのGeminiとOpenAIのChatGPTを使ったデモをご紹介します。 【デモ1】Geminiで日報・記録を効率化し、OJTに活かす まずは、Googleの高性能AI「Gemini」を使った方法です。Geminiには「Gem」という、特定の目的に特化したカスタムAIを作成する機能があります。これを使えば、誰でも簡単に「日報・OJT専門AI」を作ることができます。
