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ChatGPTs=マイGPT導入のすすめ~あなた会社/部門の業務に特化したAI社員~

ChatGPTs=マイGPT導入のすすめ~あなた会社/部門の業務に特化したAI社員~はじめに生成AIが急速に普及する中で、ChatGPTの「マイGPT(ChatGPTs)」機能は、業務や個人利用をより効率的に進めるための新しい選択肢として注目を集めています。ChatGPTをベースに自分専用のAIアシスタントを作れるという点は、従来のAI活用とは一線を画しています。しかし、実際に使う上では「本当に役立つのか?」「デメリットはないのか?」と疑問を持つ方も多いはずです。本記事では、マイGPTの特徴を踏まえながら、メリット・デメリット・有効な使い方を徹底解説します。執筆:株式会社オンリーワン経営 AIコンサルタント 木村 淳(あつし)目次Youtube動画マイGPT(ChatGPTs)とは?※有料版以上で使用可能マイGPTの作成方法マイGPTの「構成」「指示」で使う記号の意味を理解しようマイGPTのメリットマイGPTのデメリット主な業種業態別のマイGPT事例を紹介します不動産業(11事例)マイGPT建設業(12事例)製造業(11事例)販売業(BtoB)(12事例)販売業(BtoC)(10事例)自動車販売業(ディーラー)(12事例)中古車販売業(12事例)自動車整備業(12事例)大型車両/特殊車両整備業(15事例)運送業(一般貨物)(14事例)運送業(特定貨物)(15事例)病院<病床200床以上>(14事例)診療所・クリニック(12事例)介護施設(入所系 100床以上)(12事例)介護施設(通所系)(14事例)介護サービス(訪問系)(13事例)居宅介護支援事業所(13事例)サービス業(13事例)小売業(13事例)飲食業(13事例)マイGPTを最大限に活かすポイントまとめYoutube動画このブログをNotebookLMを使ってYoutube動画を生成しました。 マイGPT(ChatGPTs)とは?※有料版以上で使用可能マイGPTとは、OpenAIが提供するChatGPTのカスタマイズ機能です。有料版契約をして使うことが出来ます。無料版ではカスタマイズできません。そもそもGPTとは、Generative Pre-trained Transformerです。日本語で短く表現すると「事前学習型の文章生成AI」です。マイGPTは「自社ノウハウの事前学習型の文章生成AI」となります。利用者が自由にプロンプトや知識データを設定し、オリジナルのAIアシスタントを作成できる仕組みです。優秀は社員を10人から20人採用したように感じます。大きな特徴は以下の3点です。プロンプトの事前設定 常に反映される指示を登録できるため、毎回同じ条件を伝える必要がありません。知識ファイルのアップロード 業務マニュアルや商品データなどを読み込ませることで、自社専用AIとして機能させることが可能です。共有機能(チーム/組織運営できるGPT) 社内やチームに配布して統一的なAI活用を推進できます。言い換えれば、マイGPTは**「あなた会社/部門の業務に特化したAI社員」**を簡単に作れる仕組みだといえます。1アカウント3,000円です。使い倒すと、30万円以上の成果が望めます!私は、そこそこ使い倒していると自負していますが、上司/部下10人程度分はラクに働いてくれます。
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2025年10月 全国平均最低賃金1,121円 賃上げ額66円対策

2025年10月 全国平均最低賃金1,121円 賃上げ額66円対策経営者の皆さま全国平均最低賃金が1,121円へと引き上げられました。66円の賃上げは確かに負担に見えるかもしれません。しかし、これは自社の体質を強くし、未来を切り拓くチャンスです。社内には「手待ち」「手直し」「手入力」「指示待ち」といったロスが潜んでいます。これらを削減すれば、賃上げを超える成果を必ず生み出せます。AIやデジタル活用を進めることで、従業員の力を最大限に引き出し、生産性を高め、利益を守りながら組織を成長させることが可能です。ピンチをチャンスに変えるのは、まさに今。未来の経営を共に描いていきましょう。オンリーワン経営 経営コンサルタント/AIコンサルタント 木村が具体的に解説します。 目次生産性向上策手待ち時間 3%=14分の改善で253.2円の源資が出来る手直し/やり直し 3%=14分の改善で253.2円の源資が出来る手書き→PC手入力時間 3%=14分の改善で253.2円の源資が出来る上司のマネジメント不足 3%=14分の改善で253.2円の源資が出来る2025年10月 最低賃金の全国平均1,121円あなたのビジネスを加速させる次の一歩を踏み出しましょう!お気軽にお問い合わせください!執筆者:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村淳(あつし)講師の資格研修履歴生産性向上策内部的な生産性向上=賃上げ源資があります。手待ち時間手直し時間手入力時間(手書き→PC等へ再入力)指示待ち時間(上司のマネジメント不足/OJT不足による)オンリーワン経営 木村は、厚生労働省の人材開発支援助成金(助成率75%)の対象研修を提供しています。ChatGPTのChatGPTs=マイGPT、GoogleのGemの作成・活用を中心に据えたAI研修を提供しています。社員が自らAIを活用し、日常業務の改善や定型作業の自動化を実現できます。3%≒14分の改善は十分に可能です。これにより賃上げの負担を超える生産性向上が生まれ、企業の利益確保と従業員の満足度向上を同時に達成できます。手待ち時間 3%=14分の改善で253.2円の源資が出来る以下の表の計算の通りです。1日8時間、480分の時間の中で3%≒14分間「手待ち時間」時間が発生しています。これを、前後の手順、業務フロー、AI活用により253円の改善が見込まれます。1日8時間、480分の時間の中で5%≒24分間の場合は、422円となります。賃上げ額66円 改善のヒント 全国平均1,121円手待ち時間 18円/1分当り労働時間 3% 14分 253.2円 /1分当り8時間は480分 5% 24分 422.0円 /1分当り2025円の賃上げ額 66円<手待ち時間の改善 253.2円 営業利益 約187円~356円/人・1時間可能UP可能額
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社員のAIスキル向上は、厚生労働省 助成金:助成率75%を有効活用しよう!

厚生労働省人材開発支援助成金 概要厚生労働省が提供する「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」に関する詳細な情報を提供するものです。助成率は、中小企業の場合75%、大企業の場合60%です。この助成金は、 新規事業の立ち上げ...
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AIで検索するのはもうやめよう ― Excel業務と社内データを活かした業務改革のすすめ

AIで検索するのはもうやめよう ― Excel業務と社内データを活かした業務改革のすすめ「AIを導入した?」と聞くと、多くの企業の回答は「検索の代替」「議事録の文字起こし」です。ChatGPTやGeminiを検索エンジンのように使い、外部情報を収集することは確かに便利ですが、それだけでは業績は向上しません。会議やミーティングの議事録作成は、一歩ならぬ、半歩レベルです。AIの本当の価値は、自社が持っているデータを活かすこと、自社アプリを作成することにあります。この記事では、AIコンサルタントの木村が、特に日々の業務で使われているExcelを中心に、AIをどう活用し、最終的に「自社専用のマイGPT」に育てていくかを具体的に解説します。Geminiの場合は、「Gem」「GAS」です。経理の仕分けやシフト作成、顧客分析と対策、商品製品分析と対策、生産計画の立案、生産実績の分析、そして新たに伝票チェックの自動化事例も取り上げます。1~2年後、会議は半分以下になり、課題があったらスタッフ自らマイアプリを作成して業務改善を開始する企業が、好業績をあげていると判断します。目次なぜ「検索利用」では限界があるのかExcel業務こそAI導入の入り口経理:仕分け作業の効率化人事:シフト表の作成と調整営業:クロス集計分析と対策製造:生産計画と実績分析工事業務におけるAI活用事例(変換後)新事例:伝票チェックと仕訳CSVの自動化導入メリットまとめこれからの一歩お気軽にお問い合わせください!あなたのビジネスを加速させる次の一歩を踏み出しましょう!AI研修&Gem/ChatGPTs制作依頼について問合せ執筆者:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村淳講師の資格研修履歴なぜ「検索利用」では限界があるのか検索エンジンや外部情報に頼るAI利用には3つの問題があります。正確性の保証がないネット上の情報は玉石混交。古い情報や誤った情報も多く、意思決定に使うにはリスクがあります。誰でも同じ情報にアクセスできる社外情報は競合も同じように入手できます。差別化や独自性を生むことは困難です。自社の課題解決に直結しないどれだけ外部情報を集めても、「自社の売上データ」「人事情報」「生産実績」といった独自データは検索では出てきません。つまり、検索利用にとどまる限り、AIは「便利なおもちゃ」でしかありません。真価を発揮するのは、自社の内部データと結びつけたときです。Excel業務こそAI導入の入り口AIを使いExcelマクロを大量生成する!どの会社でも必ず使っているのがExcelです。営業管理、生産管理、工事管理、仕入れ管理、経理、シフト管理、人事労務――部門を問わずあらゆる現場で利用されています。このExcel業務にAIを組み込むステップは次のようになります。手入力作業を洗い出す日々繰り返されている「単純作業」「定型作業」をリストアップ。マクロ化(Excel VBA)する手作業で行っている入力や集計を自動化。Excelマクロは、AIに生成させます。ChatGPTプロジェクトに組み込む作成したマクロや操作手順をChatGPTに登録し、利用者が自然言語で指示できるようにする。業務が安定したらマイGPT化(ChatGPTs)する自社専用のカスタムAIとして「マイGPT」を構築。業務フロー、マクロコード、FAQなどを組み込み、部門別の専用AIにする。パソコンに向かっている=仕事をしているを疑え!経営者・管理職がPCやアプリ操作が苦手で任せっぱなしに、業務改善が進んでいないケースが散見されます。次のやり方で整理し、改善を繰り返していきます。付箋:ふせん、ポストイットを方式ホワイトボードやノートにポストイットを貼りだし、前後の手順、input outputを整理します。業務の書き出し、Todoリスト方式日々繰り返されている「単純作業」「定型作業」をリストアップします。付箋(ポストイット)やメモ、手帳に毎日の仕事「項目」を書きます。終わった仕事に〇印を付けます。ToDoリストでもOKです。前後の作業手順を変更する必要があります。
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AIを使って日報・記録をOJT教材や社内の知的財産として有効活用する方法

AIを使って日報・記録をOJT教材や社内の知的財産として有効活用する方法皆さん、こんにちは!AIコンサルタントのオンリーワン経営 木村です。最近、AIの活用法というと「インターネット上の情報を検索して回答を得る」という使い方が主流です。もちろんそれも便利ですが、AIの真の力は、私たち自身が持つ貴重なデータ、つまり**「社内の日報や記録」**に学習させるところにあります。必要事項や記録上の基準項目を決めておくことにより、入力モレを防ぐことが可能です。使い始め、入力できない項目があっても、AIに相談すると上司に変わり**OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)**をしてくれます。**「社内の日報や記録」**が蓄積されると、データに基づく分析や対策を立てることに役立てることが可能です。紙の日報/記録をPCでExcel入力している企業、日報/記録を直接PCでExcel入力している企業、DX化が今一つ上手くいっていない企業は、ぜひ最後までお読みください。今回は、PC画面とスマホ音声入力を有効活用しながら、具体的なデモを交えながらご紹介します。 目次なぜ、AIに社内データを学習させるべきなのか?【デモ1】Geminiで日報・記録を効率化し、OJTに活かす記録が蓄積されると、AIは最強の「戦略アドバイザー」になる【デモ2】ChatGPTで日報・OJTアシスタントを作成部門別の日報・記録事例▶知的財産として蓄積まとめ:AIは「学習」させてこそ本領を発揮する=利益を生む!NotebookLMのポットキャストと動画あなたのビジネスを加速させる次の一歩を踏み出しましょう!AI研修&Gem/ChatGPTs制作依頼について問合せ執筆者:株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村淳講師の資格研修履歴なぜ、AIに社内データを学習させるべきなのか? 日報や業務記録は、単なる報告書ではありません。それは、現場のノウハウ、成功事例、そして課題が凝縮された宝の山です。しかし、これらのデータは蓄積されるだけで、十分に活用されていないのが現状ではないでしょうか?AIを活用すれば、この宝の山を**「分析」し、「次のアクションを立案」**するための強力なツールに変えることができます。貸借対照表に表現できないものを**デジタル化**し企業の競争優位の**知的財産**にすることが可能です。さらに、新人のOJTにも活用することで、経験豊富な先輩の知見を効率的に共有することが可能になります。最低賃金の上昇がほぼ確定し(10月1日公開)、ますます求人難、昇給原資の確保が求められる中、AI有効活用は救世主的ツールとなります。今回は、その第一歩として、GoogleのGeminiとOpenAIのChatGPTを使ったデモをご紹介します。 【デモ1】Geminiで日報・記録を効率化し、OJTに活かす まずは、Googleの高性能AI「Gemini」を使った方法です。Geminiには「Gem」という、特定の目的に特化したカスタムAIを作成する機能があります。これを使えば、誰でも簡単に「日報・OJT専門AI」を作ることができます。