【紹介】DX成功のポイント 2回 費用対効果計算方法(簡易版)

【紹介】DX成功のポイント 2回 費用対効果計算方法(簡易版)について解説します。

費用対効果計算方法について質問がありました。

簡易的な計算方法を解説します。

初期投資額やランニングコストとの比較を計算する目安にしましょう!

DX化は身近なところから出来ます。

さあ一緒にDXしましょう!

社員スタッフに負荷がかかっている業務をピックアップします

社員に負荷がかかっている業務をピックアップします。

今回の場合、「社員の負荷」=負荷業務と定義します。

紙(ペーパー)記入からPCへの再入力が「社員の負荷」となります。

サンプルを下記に記載します。

下記の表の「社員の負荷」はブルー(青)部分です。

A業務は、

ステップ1:口頭で言った内容を紙の記録用紙に書きます。

ステップ2:紙の記録用紙をPC エクセルに再入力します。

B業務は、

ステップ1:目視確認の記録、チェックリスト等を記録用紙に書きます。

ステップ2:紙の記録用紙をPC エクセルに再入力します。

このような業務をピックアップします。

1分当りの人件費単価表=簡易表を作成します

効果金額の計算方法は、一般企業(中堅中小企業)の場合は、1分間当たりの人件費は40~50円です。

上場企業等は50円以上です。

専門資格者が多い業界、例ええば医療・エンジニア等は50~100円以上になります。

簡易計算しやすいように、10円単位にします。1円は四捨五入します。

※詳しい計算式は下段に記載します。

簡易的な一覧表を作成します。

下記にサンプルを記載します。

40円/分の場合の簡易計算表

※「人数」は関わってる人数です。

50円/分の場合の簡易計算表

※「人数」は関わってる人数です。

社員の負荷になっている業務を列挙します

社員の負荷になっている業務を列挙します。

判りやすく表現すると「紙記入業務」「エクセル入力業務」「紙→エクセル入力業務」です。

1分当りの人件費計算の簡易表を使って合計を出します。

上記事例の場合 A業務10分+B業務10分とします。

40円計算の場合 A業務40,000円+B業務40,000円=小計80,000円/月

50円計算の場合 A業務50,000円+B業務50,000円=小計100,000円/月

これまでのコンサルティング事例では、規模・業種・業態問わず最低10業務程度はあります。

人件費計算すると最低800,000円~1,000,000円/月になります。

12ヶ月計算すると最低9,600,000円~12,000,000円/年になります。

 

下記のグリーン(緑)部分がDX化により効率化、生産性向上、相対的コストダウン業務になります。

お勧め製品

製造現場、工事現場、物流現場、外出先での仕事の場合=スマホ・アプリ

製造現場、工事現場、物流現場、外出先での仕事の場合=スマホ・アプリ 一択です。

S社のK製品「マルチデバイス」対応は、最低契約5ユーザー7500円(1ユーザー×1500円)からです。

データーベース機能が充実しています。

スマホでの入力はGOODです。

アプリ作成もエクセル関数を使える程度レベルがあれば対応できます。

他の代表的なスマホ入力が得意な製品AとBと比較するとコスパが一番良いです。

お客様にお勧めしています。

デスクワーク=PC

Microsoft社365 1,560円×ユーザー数からです。

独自のアプリ作成は出来ません。

結局エクセル等の入力フォーマットを使います。

スマホは苦手です。

※上記単価は2023/9/24現在。最新版はMicrosoft社様サイトを確認ください。


Google社のGoogle Workspace製品「マルチデバイス」対応は、

starter1ユーザー816円×ユーザー数からです。

Standard1ユーザー1632円×ユーザー数からです。

全社員がPC業務が50%以上の場合はアプリ間連携が良く大変便利と思います。

メールとドライブとフォームはとても便利です。

アプリ作成は AppSheet で出来ます。しかし作成は結構面倒です。

スマホは苦手です。

※上記単価は2023/9/24現在。最新版はGoogle社様サイトを確認ください。

運用を重視します

1週間から1ヶ月してバージョンアップする(項目名や項目の順番、計算式、他データ引用)。

6ヶ月以内にバージョンアップする(項目名や項目の順番、計算式、他データ引用)。

以上のことを前提にしましょう。

具体的事例

X社の在庫管理アプリは、3つの項目だけです。

①日付と時間は自動入力

②持出部門名はチェックボタン

③写真

初めてアプリを触った課長(40~50代)が20分でアプリを完成させました!

※システム室やPCが得意な部門の課長ではありません。

Y社の日報アプリは、3項目だけです。

①日付と時間は自動入力

②入力担当者はチェックボタン

③記録は、スマホ音声入力

X社もY社も文字入力がありません。

40歳代以上のスマホ苦手世代対応です。


オンリーワン経営の研修提出物も変えました

第一段階:ワード・パワーポイント・エクセル

第二段階:パワーポイントに統一

第三段階:S社のK製品(現在)

研修の宿題の進捗管理、写真の多用=見える化、

データ分析、グラフ化=見える化、

とても便利です。

手前味噌ながら研修内容も個別対応出来レベルが数段上がったと自負しています。

お客様(クライアント先)研修生が宿題をパワポで作成する時間について2時間から5時間短縮出来ました。

相対的にお客様(クライアント先)の人件費削減に貢献出来ました。

40円計算では、40円×120分~300分=4,800円~12,000円×研修人数

50円計算では、50円×120分~300分=6,000円~15,000円×研修人数

首都圏のクライアント先は、わずか5ヶ月で3,121件の3Sとカイゼンを実施しました。

※紙(パワポ+紙提出)でしたら良くて300件程度だと思います。

3Sとカイゼンの生産性は10倍になったような気がします。

驚異的な数字です。

しかもDX化による相対的人件費削減額は

288,000円~720,000円となりました。

研修の宿題もPC入力=「社員の負荷」です。

研修の宿題「社員の負荷」を劇的に減らしました。

DX化は身近なところから出来ます。

さあ一緒にDXしましょう!


一般企業

【販売費一般管理費】

役員報酬+人件費+法定福利費+福利厚生費=X

全社員の総労働時間(派遣等含む)=Y

X÷Y≒2,500~3,000円/時間

2,500~3,000円÷60分≒40円~50円/分

医療職・有資格者が多い職種、エンジニア職の場合50~100円/分

製造原価・工事原価がある企業

【販売費一般管理費】

役員報酬+人件費+法定福利費+福利厚生費=X1

【製造原価・工事原価】

労務費+法定福利費+福利厚生費=X2

全社員の総労働時間(派遣等含む)=Y

(X1+X2)÷Y

≒2,500~3,000円/時間

2,500~3,000円÷60分≒40円~50円/分

有資格者が多い職種、エンジニア職の場合50~100円/分


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