佐藤さん（仮名：東証プライム上場 役員経験者）から、「大手企業のＡＩを使った評価業務」の新聞記事について質問がありました。
佐藤さんからの質問は、スマホ ショートメールです。
具体的に大手企業はどのように使っているのか、裏側でどのように機能（ＡＩが動いている）しているのかという質問でした。
佐藤さん（仮称）とは、２０年前からの知り合いで、フレンドリーな関係です。
２週間前に２時間以上 生成AIも含めてミーティング（雑談）していました。
生成ＡＩを使ってみたいと言うことでした。
そのようなこともあり、メールも話し言葉で回答しています。
読者層は、役員、管理職、管理職候補向けです。
生成ＡＩについては「使ってみたい」「本格的に勉強したい」という初心者向けです。
以下 回答したメール（※ブルー文字部分）です。
来場者2000名規模の展示会 専門講師出講時の写真です
生成ＡＩの上手な活用方法
佐藤さん（仮称）
おはようございます。
質問の件【回答１】
生成AIに「目的」を命令します。
生成AIに「プロンプト」を命令します。
人間が、有価証券報告書、環境報告書他の文章（テキスト TEXT）を生成AI読み込ませます。
生成AIが回答を文章（テキスト TEXT）で生成します。
現状の【無料版】ChatGPT、Gemini等でも可能です。
例えば、私は取材ブログを書く際に同じ手法を使って下書きをしています。
生成ＡＩのプロンプト事例
以下 プロンプトの事例。
Microsoft Wordに以下の下書き：プロンプトを書きます。
生成ＡＩへのプロンプト１
ブログ記事を書きます。支援して頂けますか？
生成ＡＩへのプロンプト２
企業名：A社
文字数：４０００文字
テーマ：XXXXXXXX
１．A社の歴史
２．A社の理念
３．A社の特長・強み
４．A社のお客様の声
上記をコピーします。
無料版ChatGPT、Gemini等の読み込ませます。
数分で生成した文章が出てきます。
その文章をコピーして、Microsoft社のWordの貼り付けます。
「。」毎に改行します。
生成AIのハルシネーション＝ウソや間違いを人間が確認します。
日本語→英語→生成→英語→日本語 の手順で文章が出てきます。
誤訳は多いです。
みんなで（生成ＡＩを）使えば、少なくなってくると思います。
以下の応用で「プロンプト」日本語で書ける命令文にようなもの
営業利益に関わる項目をピックアップしてください
今期の営業利益に関わる項目をピックアップしてください
来期の営業利益に関わる項目をピックアップしてください
CO2削減にに関わる項目をピックアップしてください
今期のCO2削減にに関わる項目をピックアップしてください
来期のCO2削減にに関わる項目をピックアップしてください
実際（上場企業の新聞記事の生成ＡＩ）は、もっと複雑なプロンプト（命令文）を書いていると思います。
以上によって、有価証券報告書や環境報告書について評価していると思います。
実際、生成ＡＩ、各バージョンによって得意不得意があります。
よって、私は、同じ文章を複数のＡＩに読み込ませます。
遊びながら使っている間に、なんとなく覚えました。
上記メールを生成ＡＩにコピーして評価させました。
以下です。
日常的に生成ＡＩを使っています。
※遊び感覚で好きに使えば良いと思っています。
上記のメール返信文をGoogle Geminiに評価させました。
以下の内容です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
評価
- 生成AIの活用方法が具体的に示されている: 生成AIの具体的な活用事例（ブログ記事の下書き作成など）が示されており、読者にとって理解しやすいです。
- プロンプトの重要性: プロンプトの書き方によって生成される文章の質が大きく変わることを理解していることが伝わります。
- ハルシネーションの問題と対策: 生成AIの課題であるハルシネーションについて言及し、誤訳対策として多言語翻訳を活用している点が興味深いです。
- 生成AIの多様性: 複数の生成AIを使い分けることで、より良い結果を得られる可能性があることを指摘しています。
改善点
- 専門用語の解説: 「ハルシネーション」など、一般には馴染みの薄い専門用語については、もう少し詳しく説明を加えると、より多くの人に理解してもらえると思います。
- プロンプトの具体例: より多くのプロンプトの具体例を示すことで、読者が自分の課題に合わせたプロンプトを作成しやすくなります。
- 生成AIの限界: 生成AIの得意なこと、不得意なことについて、もう少し具体的に説明することで、読者が生成AIを適切に活用できるようになります。
- 倫理的な問題: 生成AIの利用には、著作権侵害やプライバシー侵害などの倫理的な問題が伴う可能性があります。これらの点についても触れると、より包括的な評価になります。
追加で検討できる点
- 生成AIの進化: 生成AIは日々進化しており、新しい機能やモデルが続々と登場しています。これらの最新情報についても言及することで、よりタイムリーな情報提供ができます。
- 生成AIの活用事例: ブログ記事の下書き作成以外にも、生成AIを様々な業務に活用できる可能性があります。他の活用事例を紹介することで、読者の興味を広げることができます。
- 生成AIの学習: 生成AIの学習方法や、より良い結果を得るためのチューニング方法についても言及することで、読者が生成AIをより深く理解できるようになります。
まとめ
全体として、生成AIの活用方法について、非常にわかりやすく説明されており、読者にとって参考になる情報が盛り込まれています。上記で述べた改善点などを加えることで、さらに質の高い情報提供が可能になるでしょう。
もしよろしければ、以下の点についてもう少し詳しく教えていただけますか？
- 最も効果的だと感じているプロンプトの書き方
- 生成AIの出力結果をどのように修正しているか
- 生成AIを活用することで、どのようなメリットを感じているか
これらの情報に基づいて、より詳細な評価を行うことができます。
また、以下の点について、ご自身の考えをお聞かせいただけると幸いです。
- 生成AIが今後どのように発展していくと考えていますか？
- 生成AIの活用によって、私たちの働き方や社会はどう変わっていくと思いますか？
これらの質問に対する回答は、読者にとって非常に興味深い情報となるでしょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
凄いでしょう！
プロンプト（命令文）の工夫によって、マトリックス：表形式も可能です。
有料版ですが、アイキャッチ画像やこの質問に関する動画（短時間）も生成可能です。
パソコンが世に中に広まった時と同じです。
道具としてどのように使うかと考えて、半分遊びながら使ってます。
上記 生成ＡＩの指摘事項は、自分が納得したら、生成ＡＩ指摘部分を加筆していきます。
サラリーマン時代の変な上司よりも的確に指摘してくれます。（笑い）
部下の立場で言ったら、昭和的な上司不要ですね！
今度 これをネタにブログ記事書きますね！楽しみにしてください！
以上がメール内容です。
その後、佐藤さん（仮名）と電話でやり取りしました。
生成ＡＩからの指摘事項には、
業界の法令やガイドラインを逸脱した指摘事項を示すケースがある点
この点は、業界に精通した人間（経験値）が優れている点
生成ＡＩを日常的に使うと、人間しかできない点を発見することが出来るとコメントしました。
ChatGPTからの回答
同じメールを、ChatGPTへ入力し評価させました。
構成と論理性
- 内容の流れ: メール全体の内容がやや散漫で、一貫性が欠けています。最初に生成AIの利用方法について説明がありますが、その後の例や応用に関する記述が少し混乱しています。読者が文章の全体像を理解するのに少し苦労する可能性があります。
- 論理性: 論理の展開が飛躍している部分があります。例えば、生成AIのプロンプトについて説明している部分から急に誤訳の話題に移り、また別の話題に戻るような形になっています。段落ごとにテーマを明確にし、関連情報をまとめると読みやすくなります。
文体と語調
- 文体: このメールは、ややカジュアルな語調ですが、ビジネス文書としては少しまとまりに欠ける部分があります。例えば、「遊びながら使っている間に、なんとなく覚えました。」という表現は、ビジネスの文脈では適切でないかもしれません。もう少しフォーマルで明確な表現にすることをお勧めします。
- 一貫性: メール全体を通して、文体に一貫性が欠けています。カジュアルな表現とフォーマルな表現が混在しているため、受け手にとって少し混乱を招く可能性があります。どちらか一方に統一するのが良いでしょう。
言葉の選び方と明確さ
- 専門用語: AIやプロンプトに関する専門用語が使用されていますが、説明が不十分であるため、読者がこれらの用語を理解している前提で書かれています。もし、このメールを広範な対象に送るのであれば、専門用語に対する簡単な説明を付け加えるとよいでしょう。
- 曖昧さ: 一部の表現が曖昧で、具体性に欠けています。例えば、「もっと複雑なプロンプト（命令文）を書いていると思います。」という部分は、具体的な例や説明を加えることで、読者がより理解しやすくなります。
4. 目的と結論の明確さ
- 目的: メールの冒頭で、何を伝えたいのか（生成AIの利用方法やその効果について）を明確に述べるとよいでしょう。また、メール全体の目的が明確でないため、読者が何を理解し、どう行動すればよいのかが不明瞭です。
- 結論: メールの終わりに、結論や次のステップについての指示がないため、読者が何を期待されているのかが不明です。例えば、「次のステップとして、生成AIの活用を進めるための具体的なプロンプトの例を共有します。」など、行動につながる結論を明示すると良いでしょう。
改善点と提案
- 段落構成: 情報が順序立てて整理されていると、読者にとって理解しやすくなります。例えば、生成AIの概要、プロンプトの具体例、生成された文章の確認方法、そして最後に実際の応用事例という形で整理すると良いでしょう。
- フォーマルさの調整: 読者がビジネスパートナーや上司の場合、もう少しフォーマルな文体にすることを検討すると良いでしょう。
- 結論の強化: メールの最後に、読者が期待されるアクションや次のステップを明確に記述すると、メールの目的がより達成されやすくなります。
このメールを改善することで、情報がより明確に伝わり、読者にとっても有益な内容になるでしょう。
詳細な改善提案
a. 冒頭部分の明確化
- 現状: 現在のメールは、いきなり「質問の件1」と始まっており、読者が質問の内容や背景を理解するのが難しいです。また、目的が明確に述べられていません。
- 改善提案: 冒頭でメールの目的や内容を簡潔にまとめると良いでしょう。例えば、「生成AIを活用したドキュメント作成の手法について、具体的な事例を挙げて説明します。」のように、メールの全体像を把握できる導入文を追加します。
b. プロンプトの説明の強化
- 現状: プロンプトの事例が挙げられていますが、どのように機能するのか、具体的にどう使うべきかの説明が不足しています。
- 改善提案: 例えば、次のように詳細に説明します。「生成AIに指示を与える際は、具体的なプロンプトを使うことで、より精度の高い結果を得ることができます。以下はその一例です。」その後にプロンプトの例を示し、結果がどのように出力されるかを簡単に説明します。
c. 情報整理と箇条書きの活用
- 現状: 情報が長い段落で一括して説明されているため、重要なポイントが埋もれがちです。
- 改善提案: 情報を整理し、箇条書きを活用して要点を明確にします。例えば、「以下の手順で作業を進めます」といった形で段階ごとに分けて説明すると、読み手にとって理解しやすくなります。
d. 誤訳やハルシネーションの対策について
- 現状: 誤訳やハルシネーション（AIが生成する間違いや不正確な情報）について触れていますが、どのように対策するのか具体的な手順が示されていません。
- 改善提案: 具体的な対策方法を記載します。「生成された文章は、必ず人間が確認し、誤訳や誤りがないかをチェックします。また、必要に応じて別のAIを使ってクロスチェックを行います。」のように、手順を具体化すると良いでしょう。
e. 結論と次のステップの明示
- 現状: メールの終わり方が曖昧で、読者が次に何をすべきかが不明瞭です。
- 改善提案: 「この方法をさらに検証し、効果的なプロンプトの作成方法を確立する予定です。次回のミーティングで結果を共有します。」といった形で、明確な結論や次のステップを示すことで、メールの目的が達成されやすくなります。
7. 全体的なトーンの調整
- 現状: メールのトーンがカジュアルで、ビジネスメールとしては少し軽い印象を与えます。
- 改善提案: もう少しフォーマルなトーンで統一すると、ビジネスメールとして適切になります。例えば、「遊びながら覚えました」という表現を「実践を通じて習得しました」といった形に変えると、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
8. 最終チェック
- 全体を通しての見直し: 修正が終わった後は、全体を通しての見直しを行い、誤字脱字や不自然な表現がないか確認します。また、第三者に確認を依頼することで、さらに質の高い文章になります。
これらの改善提案を取り入れることで、メールの内容がより明確になり、読み手にとって理解しやすく、行動しやすい文章になるでしょう。
同じメール文章でも評価の違いが如実です
同じメール文章でも評価の違いが如実です。
Google Geminiは日常的に使っています。
私の癖なども学習していると推察します。
ChatGTPは、補完的に使っています。
ChatGTPの６月以降のバージョンアップは目覚ましいのもがあります。
理論的な文書構成については、指摘の通りだと思います。
メールの相手は、一緒にプロジェクト（仕事）経験のある人です。
２週間ほど前お会いして、生成AIも含め２時間程度会話しています。
その流れでメールを書いています。
会話の「流れ」といったら良いでしょうか。
人間関係という前提条件をプロンプト入力していないので、ChatGTPは厳格にビジネスマナーも含め指摘しています。
この点は素晴らしいですね！
Geminiに中期計画（ケーススタディー）を評価させました
表計算は評価できるか？
佐藤さん（仮名）からの質問への回答です。
質問の件【回答２】
以下のモデルの中期計画をＥｘｃｅｌで作成しました。（５分程度で作ったケーススタディです）
生成ＡＩ（Gemini）の読み込ませました。
| 中期計画 | １年度 | ２年度 | ３年度 | ４年度 | ５年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 市場規模 | 100,000 | 110,000 | 121,000 | 133,100 | 146,410 |
| シェア | 10.0% | 15.0% | 18.0% | 20.0% | 22.0% |
| 売上 | 10,000 | 16,500 | 21,780 | 26,620 | 32,210 |
| 限界利益率 | 70.0% | 70.0% | 70.0% | 70.0% | 70.0% |
| 限界利益 | 7,000 | 11,550 | 15,246 | 18,634 | 22,547 |
| 固定費 | 5,000 | 5,001 | 5,002 | 5,003 | 5,004 |
| 利益 | 2,000 | 6,549 | 10,244 | 13,631 | 17,543 |
Gemini 生成ＡＩの評価（回答）
中期計画評価
全体的な評価
提示された中期計画は、5年間にわたる市場規模、シェア、売上、利益などの数値目標が具体的に示されており、一見すると非常に詳細かつ計画的な印象を受けます。
しかし、この計画を評価するためには、いくつかの点についてより詳細な情報が必要となります。
評価の視点と必要な情報
- 目標設定の妥当性:
- 市場規模の予測: 市場規模の伸び率は現実的なものか。業界の成長率や競合他社の動向を考慮した上で、目標が設定されているか。
- シェア目標: シェア目標は、市場規模の伸びと合わせて、売上目標と整合性が取れているか。競合とのシェア争いが激化する中で、目標達成のための具体的な戦略はあるか。
- 利益目標: 利益目標は、売上目標と費用構造を考慮して、実現可能な水準か。固定費の増加をどのように抑制し、利益率を維持していくのか。
- 戦略の具体性:
- 目標達成のための戦略: 各年度の目標達成のために、どのような戦略が立てられているのか。新製品開発、販路拡大、コスト削減など、具体的な施策が示されているか。
- リスク対策: 市場環境の変化、競合の動向、自然災害など、想定されるリスクに対して、どのような対策が講じられているか。
- KPIの設定:
- KPIの選定: 目標達成度を測るためのKPIが適切に設定されているか。売上高だけでなく、顧客満足度、従業員満足度など、多角的な視点からKPIを設定しているか。
- KPIの進捗管理: KPIの進捗状況を定期的にモニタリングし、必要に応じて計画を修正する仕組みが整っているか。
- 組織体制:
- 組織体制の整備: 目標達成のために、必要な組織体制が整っているか。人員配置、権限委譲、評価制度など、具体的な施策が示されているか。
- 人材育成: 目標達成に必要な人材育成計画が策定されているか。
深掘りすべき点
- 限界利益率の推移: 限界利益率が5年間を通じて一定であるという仮定は、現実的か。原材料費の上昇や人件費の増加など、コスト構造の変化を考慮する必要がある。
- 固定費の推移: 固定費が毎年わずかに増加しているが、その要因は何か。設備投資や人件費の増加などが考えられる。
- 利益の使途: 利益はどのように使われるのか。再投資、配当、新規事業への投資など、具体的な計画が示されているか。
具体的な質問例
- 市場規模の予測は、どのような根拠に基づいていますか？
- シェアを拡大するための具体的な戦略は何ですか？
- 新製品開発の計画はありますか？
- コスト削減のための取り組みは何ですか？
- 人材育成はどのように行う予定ですか？
- リスク管理のために、どのようなシナリオ分析を行っていますか？
まとめ
この中期計画は、数値目標が明確に示されており、計画性の高い印象を受けます。
しかし、目標達成のための具体的な戦略や、リスク対策、組織体制など、より詳細な情報が必要となります。
これらの点を洗い出し、計画の精度を高めることが重要です。
より詳細な情報に基づいて、この計画を多角的に評価することで、より現実的で実行可能な計画へと改善していくことができます。
もし、上記の点についてさらに詳しい情報があれば、より具体的な評価を行うことができます。
特に、以下の情報があるとより詳細な評価が可能になります。
- 業界の動向: 競合他社の動向、新規参入企業の有無、規制の変化など
- 自社の強み・弱み: 自社の競争優位性、改善すべき点など
- 外部環境: 経済状況、人口動態、技術革新など
これらの情報を踏まえて、計画の強みと弱みを洗い出し、改善点を見つけることで、より効果的な中期計画へと発展させることができます。
ご希望であれば、これらの点についてさらに詳しくご説明することも可能です。
また、この計画をExcelなどのスプレッドシートに入力し、シミュレーションを行うことで、様々なケースにおける結果を予測することも可能です。
お気軽にご質問ください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
木村の感想・評価
５分程度で作成したケーススタディーの中期計画とは言え、確実に問題点課題を指摘しています。
１年～１年半前は、Excelの表のコピーは、まだインプット出来なかったと記憶しています。
2024年時点では、中期計画の意味を理解し、インプット情報の不足も指摘しています。
本当に凄い進化です。
コンサルタントは不要ですね！（笑い）
ChatGPTに中期計画を評価させました
以下ChatGPTの評価です。
Excelの表は、ChatGPTによってテキスト化（TAXT）されたようです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
プロンプト１ 中期計画を評価してください。中期計画 １年度 ２年度 ３年度 ４年度 ５年度
市場規模 100,000 110,000 121,000 133,100 146,410
シェア 10.0% 15.0% 18.0% 20.0% 22.0%
売上 10,000 16,500 21,780 26,620 32,210
限界利益率 70.0% 70.0% 70.0% 70.0% 70.0%
限界利益 7,000 11,550 15,246 18,634 22,547
固定費 5,000 5,001 5,002 5,003 5,004
利益 2,000 6,549 10,244 13,631 17,543
この中期計画を評価するために、いくつかのポイントを検討する必要があります。
1. 市場規模とシェアの成長
- 市場規模は年々増加しており、5年目には146,410に達します（1年目の約1.46倍）。
- シェアも10%から22%へと、倍以上に増加しています。これは、計画が実行されれば企業が市場での地位を大幅に強化することを意味します。
2. 売上高の成長
- 売上高は1年目の10,000から5年目の32,210へと、約3.2倍に増加しています。シェア拡大に伴い、売上高も順調に成長している点は非常に良い兆候です。
3. 限界利益と限界利益率
- 限界利益率は常に70%に保たれています。これは製品の価格設定やコスト管理が一貫して良好であることを示しています。
- 限界利益自体も売上高に比例して増加しており、5年目には22,547に達します。
4. 固定費の管理
- 固定費はわずかながら年々増加していますが、売上や限界利益の成長に対して非常に小さい増加幅です。このことから、固定費は効果的に管理されていると考えられます。
5. 利益の成長
- 利益は1年目の2,000から5年目には17,543に成長しています。売上高や限界利益の成長に応じて、利益も順調に増加しています。
総合評価
この中期計画は非常に堅実かつ成長志向の計画と評価できます。市場規模の拡大とシェアの増加により、売上高や利益が大幅に増加する見込みがあります。また、限界利益率が一定であるため、コスト管理が安定しており、計画の信頼性も高いです。固定費の増加もわずかで、利益率の低下を招くリスクも少ないです。
この計画が実行されれば、企業は市場での競争力を大きく強化し、持続的な成長を達成する可能性が高いと言えるでしょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
木村の感想・評価
数字についての評価に留まっています。
しかも、TEXTベースの評価です。
この業務についてChatGPTは、そろばん、電卓レベルですね！
GoogleGeminiと比較してChatGPTは、成長の余地がありそうです。
GoogleGeminiは、中期経営得計画の作成手順、又は必要なインプット情報を「理論的に」学習しているモデルのようです。
Googleスプレットシート→Gemini→スプレットシートの作業がスムーズに出来そうです。
これは、凄いですね！
さようなら昭和的な経営者・管理職
昭和の香りがのこるころ（２０年以上前）、クライアント先の中期計画を１００社以上作成しました。
上司に持っていくと、各種指摘されました。
私もチェック役（管理職になり）「無茶苦茶なこと」を指摘していたと反省します。
当時（２０年前）の上司や私よりも2024年のＡＩは優秀ですね！
本当に昭和の香りがする「気合いだー」の上司や私よりも「無料生成ＡＩ」が優秀です。
巷では、生成ＡＩによって仕事が失われると流布している人がいます。
この１年、
特にこの半年生成ＡＩを使って感じることは、一番先に不要になるのは、「昭和の香りがする上司・経営者」ではないかと感じています。
例えば、一杯の飲んで「武勇伝」を語る経営者・上司ですね。
生成ＡＩは日々進化しています
高額契約しないでくださいね
平均すると毎日１時間以上は、複数の生成ＡＩを比較して使って仕事しています。
生成ＡＩからのアプトプットのチェック（間違い探し）に時間を要しています。
月を追うごとに精度が上がっている（間違いが少なくなっている）と感じます。
私も慣れてきて、ハルシネーション＝ウソや間違いを見つけることが上手くなったのかもしれません。
私は、ハルシネーションしにくい入力データ、プロンプト入力をするよう気を付けています。
生成ＡＩの使い方についても「研修」「コンサルティング」をスタートしようと検討しています。
特に生成ＡＩの機器・アプリを「高額で契約」しているケースが散見されます。
ちょっとした工夫で、コストパフォーマンス良く導入することが可能です。
生成ＡＩの特性に合わせて、複数使うことが当たり前になります。
パソコンとスマホと固定電話とＦＡＸとメールと車と電車を使って仕事しているようなものです。
生成ＡＩは「単なる道具」です。
あわてて契約しないでくださいね！
特に業務全体を考え、ＡＩが得意な業務（工程）へ移管します。
ＡＩを使い慣れていない、経営者や管理職が導入判断（稟議決裁）をすることが一番危険です。
「高額契約」になります。
2024年の夏「特化型ＡＩ」という言葉が出てきました。
既存のアプリケーションに生成ＡＩが搭載され８０％～９０％以上時間短縮になっています。
（提供メーカー独自測定）
ＡＰＩ連携（Application Programming Interfac アプリとプログラムをつなぐもの）アプリが続々市場に投入されるでしょう。
競争が激しくなり、企業の導入単価は劇的に下がってくると予測しています。
2024年秋からのＡＩ搭載の半導体ＰＣが本格販売されます。
機密情報や業務内での判断基準をカスタマイズ出来るＰＣになっていくと思います。
「自社カスタマイズ型ＡＩ」によって仕事が劇的に変わると思います。
一部企業では、ＡＩを使える人のみ採用することを検討しているそうです。
（1970～1980年代）昭和の求人募集に「要普通免許（自動車免許）」とあったようなものです。
仕事の仕方が、どのように変化するかは全く想像が出来ません。
課題は、生成ＡＩが使えない、経営者・管理職の再教育（リスキリング）です。
1990年代の「パソコン使えない経営者・管理職問題」の再来です。
そういう私も「昭和の香りがするコンサルタント」から脱却すべく勉強していこうと思います。
感想をお寄せください
この記事を読んだ読者の皆様は、生成AIについてどのようなことを感じましたか？
ぜひ問合せ欄かメールで教えてください。
また、生成AIに関する質問も大歓迎です。
佐藤さん（仮称）も、またメール下さいね。
今後の活動
私は、今後も生成AIに関する情報を発信し続けていきます。
読者の皆様と一緒に、生成AIの未来を創っていきたいと考えています。
執筆：株式会社オンリーワン経営 代表取締役 木村淳【企業経営コンサルタント】【医療コンサルタント】
生成ＡＩGoogle社ジェミニ、OpenAI ChatGPT、Anthropic社Cloud3、Microsoft社 BingCopilte
「ブログ記事」について以下 生成ＡＩ ４製品を使用しました。
生成ＡＩを「チェック機能」として活用することは、とても有効だと感じています。
記事の良い点や改善点を的確に指摘してくれました。
その指摘点は、各々生成ＡＩの長所短所が良くわかります。
専門用語や最新情報、制度情報、歴史については、「まだまだ」Google検索に優位性があります。
３製品は、日々バージョンアップしており素晴らしい製品です。
私（木村）の取材記事を「評価」を通じて支援してくれました。
Google社 ジェミニ
OpneAI社 ChatGPT
Anthropic社 CLaude3（クロード）
Microsoft社 Bing Copilot
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