ドラカーは、企業の目的を「顧客の創造」と言っている。
年度方針、年度計画作成にあたって重要である。
売上数字以前に、自社の顧客創造をあり方を検証し、
方針を打ち立てる必要がある。
ご承知のように、「顧客の創造」とは新規顧客を獲得するなどと言う意味ではない。
自社の製品商品、サービスをいかにお客様にとって有益なものや
お客様の生活や社会活動に貢献するものかを明らかにし提供することである。
百貨店やスーパーは、衣料品が不振で昨年対比売上減少に歯止めがかからない。
関連するアパレルや繊維産業においても同様である。
一方、ユニクロは最高益を更新している。
間違った解釈でユニクロは「安いから・・・・」が横行している。
SPA=製造小売りと言う業態を衣料業界で構築した企業である。
素晴らしい努力の結果今の業績がある。
好価格・好品質を提供し顧客創造したと解釈する。
方針作成にあたって、自社の経営体質を点検しなければならない。
経営の本質、経営者の本質に迫る必要がある。