vol240.景気について(1)

2009年9〜10月には、現在(2009年3月16日)とは
大きく異なる状態になっているでしょう!
「政治は経済に優先する」
アメリカ政治、G20での決議、政治的に日本は
アメリカと共同体として進んでいくでしょう。
株式、為替レートは、日本の輸出企業に恩恵を与える
方向へ進むと判断されます。
短期的には、大きく変化するとみています。
一方、EUは、各国の利害が一致せず、結果アメリカと
共同歩調は取りにくい状況下にあります。
EUもアメリカと共同歩調がとれる状況になれば、
西側として大きく経済が動くと判断されます。
そうでなければ、EUの回復はアメリカ・日本より大きく遅れます。
一方、日本国内のローカル中小企業の苦しさは
これからが本番です。
先1年、倒産や首切りはピークに達すると判断されます。
2009年1月からの下降曲線は、曲線ではなく、
垂直に、しかも底なしで進んでいます。
直下型の地震と同じです。
首切りや経費削減のスピードと経営環境のスピードが異なり
一気に資金繰りに行き詰るケースが多発します。
新規投資は一切控えることが肝要です。
手持ちの資金を1円でも多く準備することです。
その後、輸出企業と建設不動産業界を中心に回復が
みられるのではと予測しています。
本業の強化をお勧めします。
実質的に、営業・販売を保証する事業は、「シブシブお勧め」です。
自ら営業責任、販売責任の負えない事業は、3年間ストップです。
うまい話や、違法行為が横行して、トバッチリを食らわないように注意しましょう。
「質素倹約」が1年間のキーワードです。

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