日本版SOX法(JSOX法 内部統制)では文書化を求めています。
文書化の中身は、
(1)フローチャート
(2)RCM
(3)統制目的
さて、一番目のフローチャート
日本版SOX法(JSOX法 内部統制)で求めているのは、
財務諸表の信頼性です。
よって、財務諸表に関るリスクを洗い出すためのフローチャートとなります。
上場時には、フローチャートを作成していますが、
その後のメンテナンスは各社、事情によりいろいろです。
また、上場後 数十年の企業は、実態と大きくかけ離れているかもしれません。
求めているのは、業務手順書作成や、システム用のものではありません。
財務諸表のリスクを明らかにする為のものです。
事業や、ビジネスユニットごとの作成ですから、数人の規模に組織の特殊な事例は
必要ないかもしれません!
大きく、財務諸表に関るリスクとは何かを明確にすることが必要です。
そこに焦点をあてたフローチャートが必要です。
また、タイムスケジュールから言うと、統制設計評価、統制効率性評価と
その後の改善もあります。
正確性は求めても、緻密性を求めないことをお勧めします。
例外事項は、稟議、上司承認等で処理することで考えますと、
(1)ルーティングワークで間違い、不正になる分野で洗い出します。
(2)申請・承認・実行、承認・記録・実行の権限分離がなされているか
もリスクを洗い出す上では重要なポイントです。
作図の社員のレベル、フローチャートを監査で使用する人のことを考えると
作図プロよりも、素人でも「リスク」が明確になる、対処できるレベルの
フローチャート作りをお勧めします。
(次号につづく)
(次号へつづく)
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内部統制(日本版SOX法 JSOX法)三点セットサンプル進呈