vol.4 損益分岐点を使った売上目標算出

損益分岐点売上高の計算式を使い、来期の売上目標を作成しましょう!
いまだに、多くの会社では、売上高から目標設定し、利益目標は後回しの会社が多いです。
また、変動費、固定費、限界利益、限界利益率を使わず目標設定しています。
修正 貸借対照表から算出した「必要 当期利益」「税引き後利益」の3年での改善目標を明確にします。
税率を便宜上、経常利益の50%と設定します。
つまり、貸借対照表改善に必要な当期利益の倍の経常利益を稼ぎださなければなりません。
「必要な経常利益」額を使い、損益分岐点売上高を算出します。
シミュレーションとしては、限界利益率を3案ほど準備します。
3案の限界利益率で計算した場合の損益分岐点売上高 3案をだします。
3案の売上高を達成する為に、「商品別」「顧客別」「部門別」の売上高を算出します。
「商品別」「顧客別」「部門別」は各社の過去データ、部門損益の管理レベルによって異なりますので各社において適切なものをお使いください。
(1)当期利益目標額3案×限界利益率3案=損益分岐点売上高 9案
(2)9案に対する、「商品別」「顧客別」「部門別」を準備頂き
(3)実現の可能性の高いもので決定します
(4)新年度初月から目標達成する為に、3ヶ月以上前から営業、開発、仕入、生産、工事の準備を行なういましょう!
年度末 「エイヤアー」で作成せず、余裕をもって望みましょう!!

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